キングス 69(15-30.15-9.21-23.18-19)81 大分
【スターティング5とマッチアップ】
#4狩俣昌也(178cm) – #34大城弘樹(172cm)
#6金城茂之(183cm) – #41高田秀一(195cm)
#9小菅直人(187cm) – #11清水太志郎(183cm)
#2ドゥレイロン・バーンズ(194cm) – #12バーデル・ジョーンズ3世(195cm)
#50ジェフ・ニュートン(205cm) – #23ゲイブ・マッカリー(201cm)
【観戦記】
キングスは主力の#5アンソニー・マクヘンリーと#14岸本隆一が負傷欠場。飛車角落ちの状況で、出場選手に「ファウルトラブルを避けたい」という意識が強かったか、立ち上がりのディフェンスをソフトに入ってしまいました。
大分はホーンやハイピックを起点としてキングスのインサイドを攻め立てます。ディフェンスが収縮するとキックアウトから#34大城や#11太志郎が3ポイントシュートの雨を降らせ、第1Q終わって15-30と大量のビハインドを背負います。
第2Q、出場できる外国籍選手が3人しか居ないキングスは、その3人を同時にコートに立たせます。#50ジェフから#54キブエ・トリムへのハイ・ローの合わせが決まって上々の立ち上がり。守っては一線と二線のディフェンスプレッシャーを強め、大分のボールマンがドリブルを突くように仕向けます。
これが功を奏して大分は第2Q開始から6分間ノーゴール。しかし、大分のプレッシャーディフェンスの前にキングスもまたフィールドゴールを6分間封じられる場面もあり、30対39と捉えきれずに前半を終えます。
後半の大分のオフェンスはシンプルでした。「#2バーンズにマッチアップされた選手が1on1を仕掛ける」。第4Q 7分28秒に#2バーンズが3つ目のファウルを犯してベンチへ下がると、そこから一気に点差を広げられました。
敗れはしましたが、主力選手を怪我で欠くなか、#32山内盛久のハッスルプレーや#9小菅の連続3ポイントシュート、さらに#3並里成と#54トリムのツーメンゲーム等で見せ場を作ったキングスの健闘を称えたいです。
ホーム連勝記録は22で途絶えましたが、長いシーズン、こんな日もあります。
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