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【観戦記】琉球キングス-高松ファイブアローズ(10/12)

キングス 84(19-15.16-21.28-13.21-16)65 高松
【スターティング5とマッチアップ】
#14岸本隆一(176cm) – #34籔内幸樹(184cm)
#9小菅直人(187cm) – #25米澤翼(183cm)
#8大宮宏正(197cm) – #0菊池宏之(192cm)
#5アンソニー・マクヘンリー(202cm) – #19ジャスティン・ワッツ(196cm)
#54キブエ・トリム(209cm) – #17ビー・ジェイ・パケット(206cm)
【観戦記】
昨日の試合で、キングスの高さとリバウンドにやられた高松はスタメンを2人変更。192cmの#0菊池と206cmの#17パケットを起用して試合に臨みます。
スリーも打てるセンター#17パケットらの活躍で試合開始から一気に0-7とリードを奪われますが、キングスは#8大宮が第1Qだけで2本の3ポイントシュートを決めて逆転。19-15と、かろうじてリードし第1Qを終えます。
第2Qは、ここ数年で最も悪い10分間だったかもしれません。
#4アンソニー・ケントはスクリーンで腕を使っており、いつ笛を吹かれるかなと見ていたら案の定オフェンスファウルを取られてターンオーバー。チーム全体を見ても、パスキャッチの際のファンブル、無人のエリアへボールを放ってバックコート・バイオレーション等、ターンオーバーを繰り返しリズムを掴めません。結果、35-36と逆転を許して前半を終了しました。
後半に入るとキングスの堅守から速攻が冴え、一気にリードを広げて快勝。第2Qの出来を見かねたボスから、ハーフタイムに喝が入ったでしょうか。。。
この試合でキングスが積み上げたターンオーバー数は「20」。
しかし開幕から4試合を振り返って、ターンオーバーの数そのものよりも“質の悪さ”が目を引きます。
たとえば、ガード間の横パスをカットされたり、または高い位置でのドリブルの突き出しでスティールされたり。これらは「即、相手の速攻につながるミス」であるため、ターンオーバーの数字以上にダメージが大きく感じられます。
開幕直後ゆえに課題が多いことは仕方がありませんが、ターンオーバーの質の改善は早急に手を打つ必要があると思います。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

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