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【観戦記】琉球キングス-秋田ノーザンハピネッツ(11/23)

キングス 79(23-17.20-18.20-20.16-20)75 秋田
【スターティング5とマッチアップ】
#14岸本隆一(176cm) – #8竹野明倫(173cm)
#6金城茂之(183cm) – #14大塚裕土(188cm)
#9小菅直人(187cm) – #5田口成浩(184cm)
#5アンソニー・マクヘンリー(202cm) – #15リチャード・ロビー(198cm)
#54キブエ・トリム(209cm) – #23ディショーン・スティーブンス(206cm)
【観戦記】
この試合は沖縄・秋田限定で生中継されたので、テレビで観ました。テレビ観戦する上での最大のメリットは、「タイムアウト中のコーチの指示を見聞きできること」です。
生観戦でどんなにベンチに近い席に座ったとしても、bjリーグはタイムアウト中に大音量で音楽が流れるため、コーチの指示を聞くことはなかなかできません。その点、テレビ観戦の場合はカメラさんが円陣の中に入り、音声さんがコーチの声を拾ってくれるため、ベンチワークを目の当たりにできることがテレビ観戦の最大のメリットだと思うのです。
しかし、今日の試合は実況と解説の方がひっきりなしに喋っているので、カメラさんと音声さんのせっかくの努力を水の泡にしていました。第2Q途中あたりにインカムで指示が入ったか、それ以降のタイムアウト中は比較的静かになりました。NHKさん、ありがとうございます。
で、第2Q 残り4:51、秋田#5田口の3ポイントシュートが決まり、32対28と4点差に追い上げられて迎えたオフィシャルタイムアウト。秋田の攻撃力に火がつきかけた場面で、キングス伊佐勉ヘッドコーチが選手に伝えた言葉が印象に残りました。
「まだ動いちゃだめだぞ」
ファウルトラブルを避け、試合終盤の重要な局面でスパートをかけるために、今はまだ勝負どころじゃないぞ、と選手をたしなめた場面です。この一言で、熱くなりかけた選手は平静を取り戻したと思います。
とかく攻撃力がクローズアップされがちな秋田ですが、キングスのスクリーンプレーに対してはハードショウ、アイス、ダブルチームなどを使い分け、さらにチェンジングディフェンスから1-1-3のマッチアップゾーンまで披露していました。
対するキングスは、ベンチスタートの#2ドゥレイロン・バーンズと#4アンソニー・ケントが奮闘。日替わりのヒーローが誕生する理想的な勝ち方で6連勝を飾りました。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

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