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キングスがレイショーン・テリー選手と契約締結

11月7日、キングスがレイショーン・テリー選手と契約締結したことを発表しました。
選手契約締結のお知らせ – キングス公式
名門・ノースカロライナ大出身ということで楽しみな選手です、ネットで検索すればこれまでのキャリアや動画は見つかるのでしょうけれど、個人的に思ったところを書いておこうと思います。
なぜ、契約締結の発表が“今”だったのか
レイショーン・テリー選手は既に沖縄入りしており、初陣となる京都戦までは16日空いていますので、選手契約の発表は遅ければ遅いほど良いと考えていました。なぜなら、発表が早いほど対戦相手に調べる時間と対策を練る時間を与えてしまうからです。
それでも今この時期に選手契約を発表したのは、前節のホーム大阪戦の出来が予想以上に悪く、スポンサーやファンに対してポジティブなニュースを早く発信する必要があると判断したからではないかと推測します。
キングスは今オフの補強に失敗しているので、現時点の西地区4位という順位には驚いていません。しかし、『シーズン序盤にも関わらず、選手が疲れている』ことには驚いています。
ジャーニーマンを獲得するメリットとデメリット
もう8年前になりますが、あるチームのフロントスタッフの講演会に行ったことがあります。あくまでもその方の持論ですが、外国籍選手獲得についての方針として「ジャーニーマン(※)は獲らない」とおっしゃっていました。
※ジャーニーマン:いくつものチームを渡り歩く選手のこと。
その理由は「必要な選手ならば、所属チームが手放さないはず」というもの。キングスでいえば、アンソニー・マクヘンリー選手が良い例になると思います。
レイショーン・テリー選手は2007年にプロ選手としてのキャリアをスタートさせてから、アメリカ、ギリシャ、イタリア、スペイン、ドイツ、ウクライナ、レバノン、フランス、プエルトリコ、ベネズエラ、ドミニカ共和国、韓国を渡り歩いている、いわゆるジャーニーマンです。
ジャーニーマンは『扱い次第で薬草にもなり、毒草にもなる選手が多い』という印象を持っています。テリー選手がキングスにとって良薬になることを願っています。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (1件)

  • 同じ事を考えています。良い方への驚きになることを願っています。
    ゴリゴリセンターを期待してはいましたが…
    テリー!頼むで!

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