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【観戦記】琉球ゴールデンキングス×名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(11/20)

キングス 70(22-18.17-18.17-19.14-23)78 名古屋D [BOX]
【スターティング5とマッチアップ】
#14岸本隆一(176cm) – #21笹山貴哉(180cm)
#6金城茂之(185cm) – #12中東泰斗(191cm)
#31喜多川修平(185cm) – #6船生誠也(190cm)
#8大宮宏正(197cm) – #8張本天傑(197cm)
#34ラモント・ハミルトン(208cm) – #24ジャスティン・バーレル(204cm)
※オンザコートは両チームとも1-2-1-2。
【観戦記】
シーズン序盤にも関わらず、名古屋Dとは既に4回目の対戦。なので、スタメンを#18中務敏宏から#6船生に代えたことも、スイッチングマンツーマンを用いてきたことにも驚きませんでしたが、名古屋Dがトランジションゲームを仕掛けてきたことには面食らいました。
これまでの対戦では、ゲームをアップテンポにしたいキングスと、スローダウンさせたい名古屋Dという構図で試合が進んできたのですが、序盤から点の取り合いになったというところがこれまでの試合とは違っていました。
これにはどういう意図があったのでしょうね。
3連敗中の名古屋Dとしては、序盤からアグレッシブに行くことで選手の積極性を取り戻したかったのか、それとも選手層の厚さでは名古屋Dが上回っているので、終盤の疲れが出る時間帯で優位に立てると踏んだのか。
名古屋Dのオフェンスはポイントガードの好リードから始まるので、キングスとしては#21笹山と#0石崎巧にプレッシャーをかけていたのですが、最後まで止めることができませんでした。スクリーンの使い方もうまかったです。
それでも、高さのある名古屋Dに対してリバウンドで互角に戦えたことが、キングスが接戦に持ち込めた一番の要因と思います。
ただ、試合残り時間29.6秒、70対73の緊迫した局面で、ボールのないところで相手を倒してアンスポを取られ、フリースローを献上して終戦、という歯切れの悪い結末となりました。
名古屋Dとはあと4回対戦があるので、ポイントガードの止め方や#24バーレルの抑え方、そして相手の外角シュートに当たりが来た場合を想定して準備をしておく必要がありそうです。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (1件)

  • さばにさんいつも見ています。
    キングス今日も負けちゃいました。
    私が思うにキングスが安定しない理由はセンターがいないことではないでしょうか。勝負どころでの確実な二点か、確率の低いスリーポイントか。
    また、センターが弱点とわかっているのに、センターに対してのディフェンスがなってない。例を上げると、エンドボールから簡単に相手センターにボールが入り、簡単に点をとられる。何度もその映像をみている。桜木、バーレル、ハレルソン、コッツアー、マブンガ、やられまくりだ。時には前、時には横、時にはダブルチーム、アグレッシブにディフェンスしてもらいたい。
    センターのいない戦略をとるなら、とにかく走りまくり、体力で相手チームに勝しかないような気がする。
    さばにさん、今後のキングスに必要なものをブログに書いてもらえませんか?
    より具体的に。
    よろしくお願いいたします。

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