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【観戦記】琉球ゴールデンキングス×滋賀レイクスターズ(4/8)

キングス 75(16-14.23-19.15-12.21-28)73 滋賀 [BOX]
【スターティング5とマッチアップ】
#14岸本隆一(176cm) – #7並里成(172cm)
#13津山尚大(180cm) – #6長谷川智伸(184cm)
#6金城茂之(185cm) – #13菅原洋介(186cm)
#8大宮宏正(197cm) – #3ファイ・サンバ(205cm)
#5アンソニー・マクヘンリー(202cm) – #32ジュリアン・マブンガ(203cm)
※キングスは今シーズン全試合スタメン出場の#31喜多川修平が欠場。
※オンザコートは両チームとも1-2-1-2。
【観戦記】
「ボールと人が動き続けるオフェンス」を掲げるキングスに対して、対戦相手はまず「リングに近づくプレー」を阻止したいはずです。
しかし、キングスの直近の5試合を振り返ってみると、リングから遠ざかるプレーからのシュートが高確率で決まっています。
それを阻止すべく外角シュートにプレッシャーをかけると、今度はカウンターで抜き去ってレイアップ、もしくはディフェンスを収縮させてからのインサイドアウトと、相手は的を絞ることができません。この2年間、キングスが取り組んできた攻撃スタイルが実を結んでいます。
対戦相手の目線で考えると、好調キングスの得点を75に抑えたのは及第点で、むしろ73得点しか奪えなかったことに課題があると感じました。
#6長谷川のハッスルプレーや#3サンバの的確なポジション取り、#34狩野祐介の3連続3ポイントシュートなどで接戦に持ち込んだものの、滋賀のストロングポイントであるはずの#32マブンガと#7並里が目立たない。
印象的だったのは、前半最後のプレーです。
#7並里がローポストにボールを落として、#7並里としては1on1を期待、逆にポストプレーヤーはギブ&ゴーのリターンパスを遂行した結果、ボールはコートを転々と転がってキングス選手の手に渡りました。
今日の滋賀がロースコアだったのは、キングスが抑えたというよりも、滋賀の側に要因があったと思います。#32マブンガと#7並里がチームプレーの中で化学反応を起こしてしまうと大変なことになるので、キングスはあと40分間、2400秒、集中して彼らを眠らせておく必要があります。滋賀が非常に危険なチームであることに変わりはありません。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

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