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【観戦記】琉球ゴールデンキングス×名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(10/7・8)

10/7 キングス 91(28-16.19-17.23-25.21-19)77 名古屋D [BOX]
10/8 キングス 85(15-22.25-22.23-17.22-20)81 名古屋D [BOX]
【スターティング5とマッチアップ】
#14岸本隆一(176cm) – #21笹山貴哉(180cm)
#13津山尚大(180cm) – #9安藤周人(190cm)
#11須田侑太郎(187cm) – #12中東泰斗(191cm)
#33アイラ・ブラウン(193cm) – #8張本天傑(197cm)
#30ヒルトン・アームストロング(211cm) – #24ジャスティン・バーレル(204cm)
※オンザコートは両チームとも1-2-1-2。
【観戦記】
2試合を映像で観戦しました。7日(土)は序盤からリードを広げて快勝、8日(日)は劣勢を跳ね返して逆転勝ち、という試合でした。
キングスは開幕からターンオーバーが目立つものの、攻撃で良いリズムを作れているのは、各選手がトリプル・スレットというか、シュート・パス・ドリブル(3つの脅威)のいずれにも移行できる位置でボールを持てていることが大きいように思います。
たとえば、外角シュートが苦手で、ハンドリングもあまり良くない選手が3ポイントライン周辺でボールを持った場合、選択肢はパスしかありません。なのでディフェンスはパスに絞り込んだ守り方をできますし、仮にシュートを打たれたとしても、ディフェンスからすれば「どうぞどうぞ」なわけです。
しかし、今シーズンのキングスはボールをシェアしながらも、各選手が即シュートを打てる位置か、もしくはワンドリブルでシュートレンジに入れる位置でボールをもらっています。
さらに、控えの選手がコートに出ても戦力が落ちない層の厚さがあることで、40分間相手に脅威を与え続けることができています。8日(日)の試合の逆転劇の背景には、こうした要因があったと思います。
☆ ☆ ☆
次節はホームで滋賀レイクスターズ戦。お互いにディフェンスからのブレイクを得意とするチームで、めまぐるしく攻防の入れ替わるトランジションゲームになることが予想されます。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

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