沖縄県宮古島市出身で、日本代表チームのテクニカルスタッフを務めていた末広朋也氏が、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ・ユース(U15)のヘッドコーチに就任しました。
末広さんは大学進学と同時に沖縄を離れましたが、近年は沖縄でクリニックを開催したり、指導者向けの勉強会を開催するなど、沖縄バスケのさらなるレベルアップのために尽力されてきた方です。
「サイズで劣る沖縄のチームが全国で勝つことは、日本代表が世界と戦う上で通じるものがあるはずだ」
というテーマの勉強会に、私自身参加させていただいたことがあります。末広さんは世界のバスケのトレンドを最もよく知る日本人の一人として、各国の映像やデータを用いてストロングポイントとウィークポイント、日本チームの課題、対策を論じておられました。
これまでの仕事は“分析”でしたが、以前から「ゆくゆくは指導者になりたい」「日本一のチームを作りたい」とおっしゃっていました。その目標に向かって着実に階段を上がっていく末広さんを応援しています。
また、沖縄出身の伊良部勝志氏がシーホース三河U15のコーチに就任しました。
両チームのユースチームに共通しているのは、
(1)大企業の体育館を使える。
(2)陸路で行ける範囲内に強豪校がたくさんある。
という点と思います。
練習場所の確保、練習時間の確保、対戦相手の確保という点で、素晴らしい環境ではないでしょうか。
このご時世ですから、ユースチームのカップ戦ともなればインターネットで試合動画が見られるかもしれません。今後の両氏のさらなるご活躍と、両チームの直接対決を楽しみにしています。
コメント
コメント一覧 (1件)
「サイズで劣る沖縄のチームが全国で勝つことは、日本代表が世界と戦う上で通じるものがあるはずだ」
永遠のテーマ、永遠に追求しなくてはいけないこと
なんだか素敵ですよね。日本代表も勝てないけど、最後まで諦めずに
戦って一つ勝って欲しいです。永遠に応援していきます。
サッカーではJリーグのユースチームと高校が参加するリーグがあって、レベルも非常に高いですが、沖繩の場合地理的条件から参戦することも試合を頻繁に行うことは出来ないです。
Bリーグになってユースチームについて沖繩ではどのようになっていくんでしょうねえ