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【戦評】琉球ゴールデンキングス-ライジング福岡 開幕週

10/11、琉球ホームで迎えた開幕戦。福岡は2-1-2ゾーンプレス、琉球はオーソドックスなマンツーマンでスタート。
伊佐ACが『事前から対策はしていました』と語る通り、琉球は福岡のゾーンプレスを攻略。福岡は3線を守る#10ローガンと#44トビアスがシステムに対応できておらず、あっさりと縦パス1本で得点を許すシーンが多々。
イラ立った末のノーチャージエリアでの無駄なファウルもあり、上記の2選手はプレイタイム20分足らずでファウルアウト。インサイドの要を失った福岡に逆転する力は残されておらず、後半はダンクとスリーの雨あられ。
劣勢のなか、福岡#3パーカーが31得点17リバウンド4ブロックと獅子奮迅の活躍。数字に表れにくいディフェンス面での貢献も含め、個人のオフェンスリバウンド数“11”は、会場を埋め尽くした琉球ブースターの深い溜め息を誘った。
琉球 108-90 福岡
☆ ☆ ☆
日付変わって10/12の第2戦。これが土日開催の面白いところで、福岡は前日に通用しなかったゾーンプレスを捨てハーフコート・マンツーでスタート。ただし、ボールマンには積極的にプレッシャーをかけるスイッチング。
イージーなパスミスを繰り返し波に乗れない琉球を尻目に、福岡は#3パーカーと#13スターンズの華麗なパス交換から得点を重ね、前半は互角の展開。
後半に入ると、琉球はセンター#50ジェフのキキムーブや要所を締める#1澤岻のスリーでリズムをつかむ。福岡はたまらずオールコートで当たるが、前日の悪い部分が顔をのぞかせ、逆にリードを広げられてタイムオーバー。
琉球 96-83 福岡
☆ ☆ ☆
ブライアン・シンプソン
試合後のインタビューを受ける、キングスの桜木花道ことブライアン・シンプソン。隣にいるのは元サンアントニオ・スパーズの中村さん。
友利健哉
『今季はプレシーズンゲームが無かったので、自分たちの力がどこまで通用するか不安でした(友利健哉)』
この時、実はテレビカメラの後ろに澤岻直人が立っており、健哉くんを笑わせようと飛んだり跳ねたり変な顔をしたりと必死。そっちも撮影して欲しかった。
澤岻直人
得点は少ないながらも要所のスリーはさすがでした、との問いに、『○○さん二世を目指してますんで』と答えた澤岻直人。○○に入る選手名はご想像におまかせします。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

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