—– 2月1日(日) ○大阪 81-63 沖縄● [BOXスコア] —–
スターティング5は両チームとも前日と同じでしたが、大阪はマッチアップを変えてきました。澤岻直人に対しては仲村直人、アンソニー・マクヘンリー(マック)にはナイル・マーリーが付きます。(前日は逆でした)
大阪としては、元々ハーフコート・ディフェンスは出来ていたので、後はトランジション・ディフェンスさえしっかり出来ればキングスの得点をある程度抑える算段があったと思います。最初から最後までハリーバックが徹底されていて、キングス得意の早い展開を許しません。攻撃力のあるキングスをわずか63点に抑えての快勝でした。
両チーム通じてのダンク数『1』は、インサイドのディフェンスがタイトだったことを物語っています。前日のスコアリング・リーダーである金城茂之の得点はわずか『1』ですが、それ以前にFG試投数が『3』しか無いのは大阪のディフェンスを褒めるべきでしょう。キングスのアシスト数『5』はチームオフェンスが機能していなかったことを如実に物語っています。
大阪はキングスとの対戦で未だ勝ち星が無かったうえ、ホームでの対戦が今シーズン最後とあっては、負けられない意地があったと思います。リン・ワシントン一辺倒だったオフェンスも改善され、ボールがよく回っていました。
しかし、ルーズボールへ飛びつく姿勢はキングスが勝っており、ここが唯一の救いでしたし、今後に向けての光明でした。両チームの次の対戦は3月28日~29日、沖縄です。
それにしても、リンvsジェフ&マーリーvsマックのツーメンゲームは見ごたえがありました。マックは背中に目が付いてるんじゃないかと思うほど後ろにいるリンのポジションやターゲットハンドの位置まで把握していましたが、あれはジェフが後ろから声で伝達しているはず。バスケットボールにおいて、声は武器です。次の対戦は沖縄のホームゲームなので、チビッ子プレイヤーにはぜひそういうところも見てもらいたいなぁ。
目次