MENU

あったま来たゾー!!!

キングス-高松の西地区首位決戦は、残念ながら2連敗。
新聞やネット上の書き込みを見る限り、『キングスが研究されている』という論調が強いですが、果たしてそうでしょうか?
あるチームにだけ苦戦を強いられているのならばいざ知らず、オールスター明けの大阪→福岡→高松と続いた6試合の全てで苦戦を強いられている以上、キングスの側に原因があるとは言えないでしょうか?
土曜の高松はマンツーマン・ディフェンスで来ましたが、唯一のセンタープレイヤーである新加入ババカ・カマラが開始早々2つのファウルを犯してベンチに下がってからゾーンを敷いてきました。いわば苦し紛れの選択でした。
結果的にこのゾーンが当たり、最後まで攻略できなかったわけですが、ここに高松の研究うんぬんが関与していたでしょうか?
ジェフ・ニュートンはゴール下のイージーシュートやフリースローを外し、取れると思われるリバウンドをチップアウト。右肩のケガが思わしくないのかもしれませんが、散漫なプレーを続けるくらいならプレイタイムに飢えているベンチプレイヤーに出番を与えて下さい。
それから、ディフェンス・リバウンド。
オフェンスでリズムを掴めなかったとしても、ディフェンスを頑張って勝利をたぐり寄せることが出来るのが今シーズンのキングスの強さです。この6試合を見る限り、ディフェンスは本当によく頑張っているのですが、最終的なリバウンドを取ることが出来ません。結果、オフェンス・リバウンドからセカンドチャンスで得点を奪われるケースが多々見受けられます。
キングスがマンツーマンで守っている以上、ボックスアウトする相手は明確なはず。(やや強引な言い方になりますが)ある選手にオフェンス・リバウンドを奪われたならば、責任はマッチアップしていた選手にあり、責任の所在がハッキリしているのです。それがマンツーマンの良さでもあり、ゾーンに比べ対策を打ちやすいはずなのですが、改善されないのは自分たちの問題でしょう。
ホームゲームで、この課題に早くから気づいているブースターから『おい、ボックスアウトだよ、ボックス!』と何度も叫ばれている声は、届いていないのでしょうか?
『リバウンドは技術よりも気持ち』と言われる通り、気持ちで負けていることが悔しいのです。昨シーズン・ドンケツの最下位チームが、リバウンドやルーズで負けてどうすんの!?
☆ ☆ ☆
次節の対戦相手は大分です。
キングス苦手の滋賀を2つ叩いた大分がやって来ます。
『研究されていた』という敗戦の弁はもう聞きたくありません。
ならば、それを上回る研究をして下さい。
何より、開幕からトップを突っ走るチームが、研究されないわけ無いでしょう。

よろしければシェアしてください!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (5件)

  • 目に見えてジェフとマックが不調のような気がします。
    ガードは厚い(?)ですがセンターがジェフとクリスに頼りすぎなので心配です。
    大分は滋賀に勝った上その前は高松をギリギリまで苦しめてますし、
    今週末あまり余裕ぶっこきすぎるなんてことだけは避けていただきたいです(^-^;

  • ボックスアウト、、、全然出来てませんでしたね。
    オフェンスリバウンドを取られ過ぎです。特にPGの中川には
    7リバウンドでそのうち4本がオフェンスリバウンドでした。
    ゴールに向かって全員でリバウンドを取りに行く高松。
    特に飛び込みでリバウンドを狙ってくる中川やラシードに
    対してボックスアウトが甘く、ゴール下のビッグマンが
    中途半端なポジショニングになり多くのオフェンスリバウンドを
    許したように思えます。
    最近のホームゲームでも気になってましたが、
    速い展開に持ち込もうと速攻ばかりを意識しすぎて
    ボックスアウトが甘くなっている気がします。
    2戦目の敗因はズバリ! オケさんの采配ミスでしょう。
    辛い時間帯でも選手を信じてやらせていたのでしょうが
    結果、ベンチワークが後手後手になってしまった。
    マッチアップを見てても途中?????と思うことが
    何度もありました。
    主力の2名(リーチとG)がいない高松に連敗。
    高松の団結力と連勝中の勢いに負けてしまったのか
    まぁサバニさんの言うとおりキングス側に問題ありだと
    思いますよ。
    シーズンを1ゲームに例えるなら、
    今は第3Qが始まったばかり。昨年のキングスのお得意
    だった「魔の第3Q」なんでしょうか?

  • 高松は全員でオフェンス・リバウンドにからんで、しかも
    バックコートにいち早く帰るいいチームでしたね。
    セットオフェンスでは中川カズがしっかりと組み立ててい
    るので岡田やラシードが伸び伸びとプレーしていましたし。
    これでゴードンが帰ってきたらどうなっちゃうんでしょーか。
    キングスとしては、初めてゾーンをお披露目したことが
    収穫といえば収穫だったでしょうか。
    プレイオフに向けて、引き出しを増やしていって欲しいです。
    まずは今週末の大分戦!ですね。

  • 気持ちは痛いほど分ります。
    自分自身の答えは今週末、日曜に観戦予定なのでその後整理しようと思います。

  • 今週末の試合は、結果だけではなく過程にもこだわって、
    久しぶりにすっきりした試合を観たいですね!

目次