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交流戦

今シーズンのbjリーグは、同一カンファレンスのチームとの対戦が8試合ずつ、別カンファレンスのチームとの対戦は2試合ずつ組まれています。
同一カンファレンスのチームとは既に6試合を消化しましたが、ここまで来るとさすがにお互いの手の内が分かっているので、じゃあその中でどう戦うのかという戦術面が見どころだと思います。しかし、裏を返せば『またこのチームとの対戦か』というマンネリ感は否めず、シーズン中盤にホームゲームの会場が満員にならない要因のひとつになっていると考えます。
その点、今日から始まる別カンファレンスとの交流戦6試合は今シーズン初顔合わせの相手が続くので、中身の分からない箱を開ける時のような感覚でわくわくします。交流戦が終わって、次に対戦する機会があるとすればそれは一発勝負のファイナルの舞台なので、ただ勝つだけではなく相手に苦手意識を植え付けておきたいところ。きっと相手も同じことを考えているでしょうから、コート上で熱い火花が散ることは間違いなし。
さて、交流戦の初戦、今週の対戦相手は埼玉ブロンコスです。
3月6日の琉球新報にブライアン・シンプソンの意気込みが載っており、『スローテンポな埼玉に対抗し速攻を出していくのではなく、キングスらしい速攻を意識しプレーに絡んでいきたい』と書かれています。今シーズンのキングスは接戦を多くモノにしていますが、もっと楽に勝てるであろう試合を相手のペースに合わせて結果的に接戦になってしまった、という試合も数多くありました。点差を開けばそれだけ控え選手も多く経験を積めますし、ケガのリスクも軽減します。
プレイオフに向けて、結果以上に内容に注目しています。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

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