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【所感】キングス-高松ファイブアローズ(11/07)

キングス 77-69 高松ファイブアローズ
高松のPGマイケル・ガーデナーにはマックがマッチアップしていましたが、スクリーンプレーからスイッチを起こさせ、ガーデナーに翼がマッチアップする状況(ミスマッチ)を作り出そうとしているフシがありました。
1Q残り5:30で6-16といきなり10点のビハインドを背負ったキングスはタイムアウトをとり、PGを翼から洋介に替えたあたりからリズムをつかみ始めました。
今シーズンはタイプの異なる2人のPGを適材適所で使い分けながら戦っていくことになりますし、チーム全体を見回してみても似たタイプの選手が2人といないことがキングスの特徴でもあります。どういう組み合わせの時に何が出来るかを発見していくこともキングス観戦時の楽しみです。
この日のマックのディフェンスは、基本はスイッチしませんでしたが、引き継ぎ先がジェフならばスイッチをし、センターとのピック&ロールの場合はジョージがショウディフェンスで対応していました。これは事前に決められたチームの決め事だったと思いますが、頭で理解するのとコート上で実践するのは別物なので、それをやってのけたマック先生はやっぱり凄いし、その状況下で21得点をあげたガーデナーも凄い。
ジョージは古巣相手に20得点23リバウンドの大暴れ。まだ膝の調子が万全ではなくプレイタイムにも制限がある状況下でこれだと、プレイオフの頃には一体どんなモンスターになってるんでしょうか。
桶谷HCの試合後インタビューに『うちは今後フリースローが課題だ』と書かれていますが、これはbjリーグ全体に言えることだと思います。多くのチームのFT%は50~60%で推移しており、70%を超えるチームが3つしか無いのは寂しいところ。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

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