キングス 80-74 浜松・東三河フェニックス
試合開始前から異様な雰囲気で、選手紹介時から絶叫が聞こえてきました。歓声というより絶叫。観客をここまで興奮させた要因はいくつかあったと思います。東西の首位決戦であること。浜松は沖縄初登場であること。そして、浜松の今シーズンの戦籍が、昨シーズンキングスが樹立したシーズン最高勝率を超える勢いであること。
立ち上がりのキングスはマンツーマン。浜松は2-1-2ゾーンで、中央に最長身選手を置くのではなく、機動力のあるウィリアム・ナイト(G/F、196cm)を据えた布陣。
ブライアン・シンプソンは、太田敦也の平面のミスマッチを突いてドライブからファウルを得ます。結局、太田はファウルアウトしてしまいましたが、学生時代と比べると見違えるほどうまくなっていました。彼のような和製ビッグマンを育てられる仕組みを作ることが今後のbjリーグの課題だと思います。
クレバーなアンソニー・マクヘンリーがこの日は闘志むきだしのプレーを見せます。試合は次第に肉弾戦の様相を呈しますが、その一因は不可解なジャッジの繰り返しにありました。どちらが有利というのではなく、どちらにとっても不利益な笛がいくつもありました。これは今に始まったことではありませんが、審判のレベル向上もbjリーグの課題です。
浜松はもっとウェンデル・ホワイトやナイトに依存したチームかと思っていましたが、ボールをシェアして平等にシュートチャンスをクリエイトできる好チームでした。
選手のバスケIQが高く、不可解な笛にも冷静に対処しているように見えました。また、似たタイプの選手がおらず、選手交代のたびに相手チームはマッチアップや戦術変更を余儀なくされます。
こうして浜松の印象を挙げていて気づいたんですが、キングスとの共通点の多いチームですね。
ここのところ1勝1敗が続くキングスは、今日(日曜)の試合が重要です。
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コメント
コメント一覧 (3件)
不可解なジャッジ
お互いのチームにとって悪影響ですね
ちょっとらしくないハードファウルが目立ちました
手負いキングスの浜松一勝はデカいすよね!?ナカムラさんは二戦とも勝つつもりだったろうから相変わらずの気合いで恐かったな(苦笑
素人見ですが
いつものことながら
レフェリングは???でしたね(Θ_Θ)レフェリングは個人的にお互い様で、怪我ないようにプレーできればいいんすが、、、
その場で吹くどころか
見てないような感じだし、おまけに後味わるくなる取って付け足したような(泣)
さて
浜松はチームがまとまっていて、変なレフェリングに騒がずにプレーに集中するのは好印象でした!
実はイト~とホワイトファンになっちまいましたよん(笑)
浜松はベンチも一体となって戦ういいチームでしたね。