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【観戦記】琉球ゴールデンキングス×京都ハンナリーズ(12/12)

キングス 87(21-15.20-20.24-16.22-20)71 京都 [BOX]
【スターティング5とマッチアップ】
#3並里成(172cm) – #3伊藤達哉(173cm)
#1橋本竜馬(178cm) – #12岡田優介(185cm)
#51古川孝敏(190cm) – #7晴山ケビン(191cm)
#12ジェフ・エアーズ(206cm) – #32ジュリアン・マブンガ(203cm)
#40ジョシュ・スコット(209cm) – #50デイヴィッド・サイモン(204cm)
【観戦記】
前回の京都戦(10月17日)の観戦記で、私はこんなことを書きました。

#32マブンガに22得点12アシストと、シュート・パス・ドリブルを好き勝手やられて負けた。現状のキングス外国籍選手の1on1では#32マブンガを止められない。かといってディフェンスから仕掛けることもなく、観ていて面白くなかった。たとえば、#11須田侑太郎が相手の外国籍フォワードを困らせ、イラつかせるようなマッチアップが見たいんだ。

と、好き放題書いたわけですが(汗)、今日の試合に関してはさまざまな仕掛けがあって、見ていて楽しかったです。
キングスは#33アイラ・ブラウンが欠場で、#32マブンガにマッチアップしていた#12エアーズが開始早々2ファウル。暗雲が立ち込めたものの、#51古川や#24田代直希、#11須田侑太郎が交代で#32マブンガにマッチアップし、ダブルチームを織り交ぜて抑えました。
京都のPG#3伊藤がベンチに下がると、#32マブンガのPG仕様でゲームを組み立てていました。ディフェンスを外へおびき出し、インサイドにスペースを作ってからの合わせを使っていましたが、キングスはディフェンスを1-1-3ゾーンに変化させることで#32マブンガをフリーにさせず、かつインサイドを固めました。
キングスの攻撃は、スタックを多用していたと思います。ウィングの選手がペイントエリア内に立ち、ミドルポストのスクリーンを使って外へ飛び出してボールを受ける。または、外へ飛び出すと見せかけてカールカットでフリースローライン付近でボールを受けていました。#51古川はこの距離のキャッチ&シュートがうまいです。結果、今日の試合で24得点。
「試合でウィングのポイントゲッターにプレッシャーをかけられて、ボールを思うように受けられない」とお悩みのプレーヤーやコーチには、今日の試合は勉強になると思います。
スタックについては、こちらの動画が分かり易いです。
状況に応じて使い分けるスタックのパターン – youtube

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

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