美来工科(沖縄) 62-73 宇都宮工(栃木)
美ら島沖縄総体、男子1回戦の美来工科vs宇都宮工を観てきました。部外者の僕ですら昨夜はほとんど眠れなかったほどですから、この一戦にかかる当事者のプレッシャーは相当なものだったのではないでしょうか。元能代工・加藤廣志先生も見つめる大一番。
美来のスターティング5は、#4新里龍武、#5ファンティン マイケル 真樹、#6喜久山貴一、#7宮平弥、#10大城拓也で、チームの平均身長は175.4cm。
対する宇工のスターターの平均身長は187.0cm。5人の中で最も大きい選手が202cm、最も小さい選手でも178cmと、全てのポジションでミスマッチが起きていました。
美来はマンツーマンとゾーンを併用するチームですが、この試合は多くの時間をマンツーで戦っていました。これだけの身長差(プラス腕の長さ)がある場合、ゾーンでせっかく良いポジションを取っても頭の上からリバウンドを奪われる場合がありますし、ゾーンはブロックアウトの責任の所在がはっきりせず、飛び込みのリバウンドに対して対策が難しいため、あえてマンツー主体にしてゴール下に人を入れさせない方法(平面で獲るリバウンド)を選んだと考えられます。
美来のオープニングショットは#4新里のレイアップ。対する宇工は202cmの橋本くんがディフェンスを引き付けてアシストパス。共にキープレイヤーが活躍します。
美来はオフェンスの1stオプションを#6喜久山にするという意思が明確で、次々とシュートを決めていきます。彼はスリーポイントシューターではなくハーフコートシューター。センターラインを超えればシュートレンジです。この試合も相手のミスに乗じて得たシュートチャンスをモノにしていましたし、終盤の4ポイントプレイ(3ポイントのバスカン)にはシビれました。
前半は美来のディフェンスがたいへん良く機能していましたが、後半に入ると徐々に足が止まり、オフェンスリバウンドを奪われ始めます。美来は走力を活かしたディフェンスからリズムを掴むチームゆえ、ここが崩れると建て直しが難しくなります。
第3ピリオド途中からは自らディレイド・オフェンスを仕掛けてゲームをスローダウンさせますが、スターターが出ずっぱりの状況では致し方ない選択だったかもしれません。それでも、モーションの中からインサイドへボールを入れる引き出しの数は県予選の頃に比べると格段に増えていました。
最後になりますが、平日の昼間にも関わらず、立ち見が出るほど多くのバスケファンが会場に詰めかけ、温かい声援と拍手で選手を後押ししていました。
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コメント
コメント一覧 (3件)
さばにさんお疲れ様です!
見に行きたかった~~~
ちびっこ軍団がでかい奴等をなぎたおすのがみたかったっす(TOT)
でも、頑張ってますよね!!!
選手も関係者の皆様にもおつかれさまって言ってあげたい!!!
とりあえず経験値UPということで、また冬にあばれまくっててほしいな!!!
みらいせんぷ~♪
輝いている子供たち素晴らしいですね。
今 この時代に生まれてきて彼等もそうとうな幸せ者です。
最後に先生の言った言葉・・・心は負けてない!!
しっかり胸に刻んで大人になるんだよ。
感動ありがとう。
さばにさんお疲れ様です。
昨日は大雨の中未来工科の試合を見に会場まで行ったんですが満車ということで入れず、第二駐車場がイケントウ。(どんな字だっけ?)そこからシャトルバスが出てるとの事。
あまりにも遠すぎて、美東中に急遽変更しました。
北中も緊張してましたね~。あと一歩のところで痛いミスが・・・。でもみんないきいきとプレーしてました。
選手のみなさんお疲れさまでした。(体育館はすごく暑かったぁ)
翼選手も応援に来てましたよ。また私の隣は山城タクマ選手で色々お話しながら観戦しました。
バーニ先生が前原高校の時の教え子なので応援に来たと話してました。タクマ選手も頑張ってますね~^^