キングス 72(18-17,16-18,19-9,19-18)62 浜松・東三河フェニックス
遅くなりましたが日曜日の観戦記。今回は対戦相手である浜松側の目線で書いてみようと思います。
これは去年も書いたことなんですが、浜松の選手は特徴があって、「高さ・速さ・シュート力」のいずれかで突出した能力を持っています。そこそこ何でも出来る選手を集めるよりは、一点豪華主義というか「ここは誰にも負けない」という部分を持っている選手を集めて、試合状況に応じた組み合わせで戦うチーム。だから見ている側としては「今なぜこの組み合わせなんだろう?」を考える楽しみがあります。
第2Qは外国人選手を2人までコートに立たせることが出来ますが、実際にコートに出てきたのは大口、友利、太田(敦)、鹿毛、ウェイン・アーノルドでオンザコート1。それでも2メートル級の和製ビッグマンが2人いたので、サイズ的に小さいという印象は全くありませんでした。
第3Q残り8:00、マックのブロックショットをゴールテンディングだと抗議した中村和雄HCがコート内に入ってしまい、ベンチテクニカルを取られました。この判定を不服とした和雄さんは試合会場から立ち去り、最後まで帰ってきませんでした。
その一部始終をコートサイドで見てましたが、ブチ切れたという印象ではなく、河内修斗ACに一言二言の申し送りをしてから立ち去っているので、あれはアシスタントコーチを育てるための愛のムチだったのではないかと予想します。(大きなお世話ですが)和雄さん今年で70歳になられるので、後継者の育成は大切です。
第4Q残り6:38、キングスはこの日初めてルーキー奥平貴也をコートに送りました。勝負のかかったこの時間帯に起用されるところを見ると、桶谷HCから相当信頼されているのではないでしょうか。なお、奥平の高校時代の恩師である金城バーニー先生も観戦にいらしてました。
が、bjリーグではまだまだ経験の浅いルーキー・ガードであることに違いはありません。土曜の試合では奥平がコートに入った途端に浜松がプレスを仕掛け、慌てさせようとしていました。しかし日曜はそういう仕掛けは無し。このあたりが、コーチのキャリアの差なのかもしれません。
それにしても、浜松は見ていて面白いチームでした。スクリーナー2人を立たせてシューターがカールカットするプレーはまさにJBL。ちなみに今年のインターハイで能代工もやってました。
ボールを持っていないシゲがフェイスガード気味に守られていることがあったので、マンツーマンか、もしくはボックスワンかと思って見ていたらやっぱりゾーンだったりして、ちょっと変則的なゾーンなのかな?最後までよく分かりませんでした。
今シーズンも浜松は優勝争いにからんできそうです。ファイナルの舞台で対戦する相手は、西の王者・キングスであって欲しいなあ。
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コメント
コメント一覧 (3件)
こんばんは。お久しぶりです。
今年も日韓チャンピオンシップ、ミーハー観戦してきてしまいました。
これまたスリリングな座席で見ていましたが、そんな浜松と開幕4連戦、どうなるんだろう?と思いました。
友利選手と太田和選手が並んでるところを見ると複雑な気分になりますが、応援したいと思います。
おつかれちゃんす~
浜松強いすね~
ラーカイや監督なしでもあのチームプレー(^O^)/アーノルドのシューターぶりにも関心させられました(‘-^*)/
さて、友利選手は体のシェイプ具合からプレーまで、キングス時代比かな~り磨きがかかってきてると思ったんですがo(^-^)o
気のせいでしょうか!?
>miyuruさん
日韓戦お疲れさまでした。
キングス-浜松戦には、富山からはるばる健哉くんファンが来ていて、本人も喜んでいました。太田(和)もムードメーカーという感じで、ベンチに下がっても盛り上げてました。
>SIOさん
浜松強いすね。
おっしゃる通り、健哉くんは体がシェイプされて、今まで以上に体脂肪率が落ちたんじゃないかと思います。