10/16(土) キングス 82-68 高松
10/17(日) キングス 85-87 高松
土曜は事故渋滞に巻き込まれて遅刻してしまい、1Q途中からの観戦になりました。日曜は試合前のコートを使ってミニバスのゲームが行われたのですが、その取材で午前8時半に会場入り。結局あの暑い体育館に7時間いたので、試合後半は意識飛んでました(笑)
というわけで2日まとめての観戦記です。多くの方がおっしゃっている通り、今シーズンのキングスは前途多難な船出となりました。
コーチ陣の顔ぶれは昨シーズンと変わっておらず、登録選手も10名中6名が契約継続組。にも関わらず、昨シーズンからの「積み上げ」が感じられず、一からチーム作りをしている印象を受けました。それでいてフリースロー成功率とターンオーバーという課題は引き継いでいるので、ファンはそのあたりに不安を感じているのではないでしょうか。
キングスのカバーリングディフェンスは1線・2線・3線のポジション取りと連携が生命線ですが、肝心の1線、ボールマンに対するディフェンスがややルーズに見えます。だから特に崩されているわけでもないのにシュートを打たれていますし、カットインされるにしてもディレクション(方向付け)が出来ていないのでカバーが遅れる。2線・3線のディフェンスを頑張っているだけに悔しい。
オフェンス面では、やっぱりフリースローを含めてシュートが入らなすぎます。どんなに優秀な戦術・戦略を持っていても、バスケットが得点を競い合うスポーツである以上、唯一の得点手段であるシュートが入らなければ勝てません。逆にあれだけシュートが落ちていながら、日曜の試合を延長までもつれさせた健闘を称えるべきかもしれません。
昨シーズンは省エネバスケをする機会の多かったジェフが序盤から本気モードでプレーしていたことは今後に向けた光明。日曜の試合前、誰よりも早くコートに出てきてシューティングをしているマックからはインテンシティを感じました。小菅やクウソーら新戦力も元気。今はケガから復帰した選手が多く、チーム作りがまだまだこれからということを加味しつつ、今後の化学反応に期待しています。
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対戦相手の高松は今オフに存続の危機に陥りました。チームの存続を希望する署名には沖縄からも多くのバスケファンが協力しましたが、当時の様子をこのブログの5月18日のエントリー、高松ファイブアローズの存続希望署名で紹介させて頂きました。
高松の選手、特に竹田・菊池・高田のハツラツとしたプレーからは、今シーズンもこうしてバスケットを出来る喜びのようなものを感じました。
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