バスケットボール・マガジン休刊

僕が創刊号から愛読している月刊誌「バスケットボール・マガジン（ベースボール・マガジン社）」が、11月25日発売の1月号をもって休刊になるようです。誤解を招かぬよう補足しておくと、月バスではなくBasketball MAGAZINE CLINICのほう。
半月ほど前にその噂を聞いて、出版社に確認したところ残念な答えが返ってきました。毎月25日を楽しみにしていただけに本当に残念。この雑誌なくして今の自分は無い、というくらいお世話になりました。
ベースボール・マガジン社のサイトによると、1月号の表紙を飾るのは石崎巧選手。巻頭特集を執筆するのは中川文一さん、佐藤久夫さん、富樫英樹さん、佐古賢一さんと、そうそうたる面々。沖縄は発売から5日ほど遅れて書店に並ぶので、手に入るのは11月30日ごろと予想します。毎月買ってるんだから年間購読しとけよって話ですが。＞自分
今まで様々な名物コーナーがありましたが、個人的に特に印象に残っているのは筑波大の吉田健司さんが連載していたボックススコアの読み方講座。
当時は吉田さんが東芝のコーチをされていた頃だったかと思いますし、正確なタイトルも覚えていないのですが、「試合を見なくてもボックススコアからこれだけ多くの情報を引き出せますよ。そこから対策を立てて、試合の時にこんなふうに役立てることが出来ますよ」ということが書かれていました。その考察の深さは圧巻で、今まで俺はスタッツの何を見てたんだ？と目からウロコの連続でした。
出版不況は深刻ですね。この雑誌の休刊は本当に残念です。