キングス 84-69 高松
高松のスターターは、喜多、竹田、高田、スパークス、ファーリーの5人で、ジェフリー・プライスが外れたオンザコート2。ディフェンスは両チームマンツーマン。外国人選手が3人しかいない高松の台所事情を突いて、キングスはインサイド中心に攻撃を組み立てます。
第1Q 5分43秒、キングス5点リードの場面で高松が最初のタイムアウト。ここでプライスを投入すると、キングスはマックを下げてクウソーをマッチアップさせます。前節で足首を怪我したシゲもここでコートに入り、14得点の活躍。
第2Qのキングスのスターターは、翼、シゲ、小菅、パルマー、マックの5人。プライスがゴール下に戻る前に決めてしまおうというスピード重視の布陣で、積極的に速攻を仕掛けます。インサイドが手薄になったキングスに対し、高松はスパークスのダンクで反撃の狼煙を上げます。その後はプライスのインサイドを中心に攻撃を組み立て、試合は一進一退の展開。
後半に入るとキングスが徐々に点差を離して勝利を収めますが、高松は竹田と高田が不発だったため、明日はまた違った展開になることでしょう。若い鈴木とベテラン喜多の二人のPGが組み立てるオフェンスも興味深かったです。
キングスに比べ、インサイドが手薄な高松はゾーン主体に戦うという選択肢もあったと思いますが、それをしなかったのは日曜に使う算段があったからかな?
キングスは終始自分たちの戦いを貫いて完勝を収めましたが、前節の滋賀戦しかり、大量リードを奪うと「ふっ」と集中力が抜ける時間帯があるので、インテンシティが求められます。
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