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【観戦記】那覇vs夙川学院

ウインターカップ2010 女子1回戦
那覇 59(19-21,12-21,16-13,12-13)68 夙川学院
今日試合の無かった興南男子も応援に駆けつけた1回戦。
両チームの出だしのディフェンスはマンツーマン。那覇はインサイドを攻めきれず、対する夙川も固さからかターンオーバーを繰り返す重い展開。
那覇はドリブルが多く、追い詰められて苦し紛れのパスをカットされる悪循環。喫したターンオーバーは23と「らしさ」を出せません。
対する夙川は180cmのセンター・新さんのポストプレーを起点に攻撃を組み立て、正確なアウトサイドシュートを武器に点差を広げます。前半終了時のスコアは31-42と夙川が11点リード。
那覇のハーフタイムの指示は、原点に帰りパッシング主体のオフェンスに切り替えること。
その指示をコート上の選手が忠実に遂行すると攻撃にリズムが生まれ、後半開始3分で一気に4点差まで追い上げます。夙川たまらずタイムアウト。
タイムアウト明けの夙川はディフェンスをオールコートに切り替え、積極的な仕掛けで再びイニシアチブを奪います。
那覇は宜保さんのスリーポイントシュートや松村さんの気迫のルーズボールで追いすがりますが、47-55と8点のビハインドを背負って最終Qへ。
夙川のインサイドの要・新さんがベンチに下がると、那覇がじわじわと追い上げ始めます。前半は決まっていた夙川のアウトサイドシュートが落ち始め、残り3分で遂に5点差と射程圏内に捕らえました。
那覇は更にディフェンスのプレッシャーを強めますが、夙川はディレイゲームを開始。落ち着いたボール運びで逃げ切りました。
夙川のフリースロー成功率は52.4%と低く、つけ入る隙が十分あっただけに、悔しい敗戦となりました。
ゾーンを使わなかった理由について屋嘉コーチは、「前半、相手のスリーポイントシュートが決まっていたことと、こちらの足が動いていなかったこと」と語っておられました。
目標とするベスト8入りはなりませんでしたが、1年生を含む下級生たちがこの大舞台を経験できたことは、今後の大きな財産になることでしょう。
3年生の皆さん、今まで本当にお疲れさまでした。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (1件)

  • おはようございます。
    昨日のBEARS残念でした4Q途中からの追い上げは凄かった
    三年生のみなさんお疲れ様でした
    今日は興南高校ですね
    テレビの前で応援してます(最後まで起きれるかな)

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