キングス 90(27-21,20-12,21-32,22-26)91 仙台
つい先日対戦したばかりの両チームゆえ、その経験を活かして前半からガンガン行くかと思っていたのですが、第1Qは完全に様子見。お互い頻繁にメンバーチェンジを繰り返し、手の内を探りあいます。仙台の立ち上がりのディフェンスはマンツーマンで、その後2-3ゾーン。これも相手の出方を伺っている感じでジャブの応酬。
新加入のディリオン・スニードは第1Q 4:51に登場。この試合4つ(だったかな)のトラベリングを取られるホロ苦いデビュー戦となりましたが、トラベリングは1回やるとゲームが終わるまで審判に足元をマークされ続けるもの。ドリブルの突き出しのタイミングに関しては早めにbjの笛にアジャストする必要がありそうです。
第2Qに入るとキングスがトランジションゲームを開始。相手がゾーンだったこともあり、陣形を整える前に攻め込む意図があったと思います。ディフェンスでは山城吉超がクリス・ホルムに対して積極的なダブルチームを仕掛けてターンオーバーを誘発。リズムをつかんだキングスが、47-33と大量リードを奪って前半を折り返します。
第3Q開始早々、マイク・ベルにマッチアップしていたアンソニー・マクヘンリーが3つ目のファウルを犯してベンチへ。ディフェンスのキーマンを失ったキングスに対し、仙台はモーションオフェンスで内・外とバランスよく得点を重ねます。
第4Qに入っても流れは変わらず仙台。マクヘンリーとスニードが4ファウルになったところで、後のないキングスはディフェンスをゾーンにスイッチ。対する仙台はマック・ホプソンを中心にファウルを誘うプレーで応戦。ベルのスリーポイントも効果的に決まり、手に汗握る接戦を仙台が1点差で制しました。
キングスはとても良いゲームをしていましたが、なんといってもマクヘンリーのファウルトラブルが痛かった。しかし、それを加味しても91失点はキングスとして取られすぎで、苦しい時間帯にディフェンスから立て直す粘り強さが求められます。
オフェンス面に関しては、前半好調だった金城茂之が後半はフリースローによる2得点のみ。明日の試合でリベンジです。
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