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【所感】キングス-仙台89ERS(2/6)

キングス 81(24-11,12-18,26-21,19-20)70 仙台
桶谷HCがメンバーをいじってきました。新加入のディリオン・スニードがいきなり初先発。これはチーム内の競争意識を煽る狙いもあったんじゃないかな。
そして仙台のガード、マック・ホプソンのマッチアップを与那嶺翼とし、前日ホプソンにマッチアップしていたカルロス・ディクソンが日下光に付きました。スピードのあるホプソンには翼を付け、外角シュート力のある日下には高さのあるディクソンがマッチアップ。この采配がずばり当たります。
立ち上がりのディフェンスはお互いにマンツーマン。翼はホプソンをオールコートでディフェンスし、2ファウル取られたところで小菅直人に交代。今度は小菅が厳しくチェックし、ハイピックに対してはショウディフェンスで対応。ホプソンを孤立させます。
仙台はインサイドに強力な選手を揃えますが、攻撃の起点となるガードのホプソンを徹底マーク。それでもホプソンには20得点を奪われましたが、終始“ポイントガードとしての仕事”を許さなかったキングスのチームディフェンスが光りました。
仙台は前日のヒーロー、日下やマイク・ベルが力を発揮しきれない中で、ルーキー薦田拓也がチームを牽引しました。そのハツラツとしたプレーは相手チームながら天晴。
キングスはジェフ・ニュートンや金城茂之の復調により尻上がりに調子を上げていますが、更なる高みを目指すためにもシュート職人=澤岻安史の爆発が待たれます。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

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