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ラジオ沖縄のキングス中継を聴いて

2月12日(土)のキングス-埼玉ブロンコス戦は試合開始時刻に間に合わなかったため、車の中でラジオ中継を聴きながら会場へ向かいました。試合途中からの観戦になってしまったことは残念でしたが、記念すべき第1回ラジオ放送のオープニングを聴けたことは、結果的には良かったと思っています。
で、ラジオ中継を聴いた率直な感想。
分かりやすかったです。
ラジオの特性上、コートで起きていることの全てを知ることは出来ません。見えないからね。だから個人的には得点経過と試合の流れが分かれば十分だと思っています。
バスケの試合の流れは大まかに分けて5つあります。
(1)リードしていて、流れも良い。
(2)リードしているが、流れは悪い。
(3)拮抗している。
(4)リードされているが、流れは良い。
(5)リードされていて、流れも悪い。
その時々の得点経過と流れの遷り変わりが分かるだけでも、なんとなく試合を観た気になれます。ラジオ沖縄の実況はそれを満たしていたので、とても分かりやすかったです。
実況担当の宮田隆太郎さんは「バスケは体育の授業でかじった程度」とおっしゃっていましたが、経験者が実況するよりもそのほうが良いと思いました。なぜなら、リスナーの多くは「バスケは体育の授業でかじった程度」だからです。宮田さんが試合を観ながら「なぜ?どうして?」と感じることがあれば、それはそのままリスナーも同じことを感じている可能性が高く、よりリスナー目線の実況が出来ると思います。
もう10年ほど前になりますが、NBA解説でお馴染みの北原憲彦さんが解説をする際にどんなことに気を付けているか、伺ったことがあります。答えは「バスケを知らない人が分かるように」とのことでした。
テレビのチャンネルを変えていて、面白そうな番組が無いからなんとなくバスケを観ている、という視聴者は多いと思います。そういう方に対していかにバスケの面白さを伝えていくかということが、北原さんの解説の根底にあるようです。
キングスは誕生して4年目のまだまだ若いチーム。バスケやキングスファンの裾野を広げていく意味でも、リスナー目線のラジオ沖縄の中継を今後も楽しみにしています。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (1件)

  • 土曜日は会場で試合を観戦しましたが、
    日曜日は、bjtvを見ながらラジオを聴いて応援していました。
    1秒位ラジオの方が早いですね。
    ラジオはあまりお固くなくて、聴きやすかったです。
    なんだか宮田アナと一緒にキングスを応援しているようで楽しかったですね。
    アウェイ戦もラジオ中継してくれないかな~
    ラジオ中継が始まった事で今までキングスの事を知らなかった
    方々がキングスに興味を持ってもらえるといいな~
    頑張れスニポン!o(^▽^)o

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