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【所感】キングス-京都ハンナリーズ(4/17)

日下光と志村雄彦
キングス 79(22-23,22-22,25-21,10-27)93 京都
2日続けて体調不良の#50ジェフ・ニュートンが実力を発揮できず、インサイドを制圧されたことが勝敗を分けました。チームのフィールドゴール成功率が36.4%(28/77)と低く、フリースローも62.5%(15/24)と入らず、そのうえエースが不調では勝つことは難しいです。
プレイオフで対戦の可能性がある9チームのうち、京都はキングスが唯一負け越したチームとなりました。実際、京都の選手はキングス戦に対してかなりの手ごたえを感じていましたし、キングスファンとして悔しい敗戦になりましたが、今日の内容がここまで悪ければ逆に開き直って前を向くしかない!と考えることにしました。
京都はヘッドコーチの青野さんがお若い方ですが、#7マクムード・アブドゥル ラウーフと#9仲村直人の両ベテランを中心にチームとしてよくまとまっている印象を受けました。
#2レジー・ウォーレンは埼玉にいた頃よりも感情のコントロールが上手くなっていましたが、ラウーフを前にして一時的な感情でゲームを壊すことはできない、という自覚があるんじゃないかな…。#50村上直のような活きのいい若手選手が伸び伸びプレーできているのも両ベテランの支えがあればこそ。日本人のベテラン選手がいないキングスとしてはうらやましい限りです。
キングスとしても光明はありました。
第2Qに#8与那嶺翼と#89志村雄彦のツーガード仕様でキッチリ追い上げることが出来たのは今後に向けた明るい材料。PGが一人しかいなかったキングスとしては、新しい形が見えましたよね。キングスは比較的おとなしいチームですが、志村がそれに染まることなく、持ち前のアグレッシブさを前面に出してプレーできるようサポートしていきたいです。
日曜の試合開始が18時ということで、土曜の試合のみ観戦して帰られた京都ブースターさんがおられたようです。日曜日にご挨拶できず残念でした。また沖縄にいらして下さい。
沖縄市体育館は沖縄インターハイの主会場だったこともあり、大好きな体育館なのですが、1階席の通路が狭くて不便でした。人と人がすれ違うのに苦労するレベルでしたからね…。来シーズンもここでホームゲームが開催されるようであれば、改善を希望します。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

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