【観戦記】沖縄県クラブ選手権 男子決勝

Bullets 101(30-29,17-19,29-17,25-24)89 CHECK MATE
試合前のアップを見て驚いたのは、Bulletsにファンティン・ブランドン選手がいたこと。彼は昨年12月に新潟で行われた第12回全国専門学校選抜大会のMVPです。かつて僕が古蔵中学校の練習見学に行った時にいた選手なのでよく覚えています。弟さんも美ら島沖縄総体や千葉国体に出場している有名なバスケ兄弟です。
…ちなみにCHECK MATEの山内盛久選手はその前年、第11回全国専門学校選抜大会のMVPだったはず。
さて、試合は両チームマンツーマン。Bulletsはフロアを広く使い、CHECK MATEの外国人センターを外へおびき出してインサイドにスペースを作ります。アウトサイドシュートが効果的に決まってBulletsリードで1ピリ終了。
2ピリに入ると、オフェンスリバウンドからのセカンドチャンスでCHECK MATEが反撃をのろしを上げます。高さにまかせてリバウンドを奪うのではなく、チーム全体でボールにからむ積極性がリズムを生みました。
前半終わって47-48と接戦ながら、インサイドで主導権を握っているぶん流れはCHECK MATE。ディフェンスの変化についても先手を打っていました。
後半、Bulletsは引き続きフロアを広く使いつつ、平面のミスマッチを突いたペネトレイトを活用。ディフェンスのファウルを誘発します。暑い中での1日2連戦にも関わらず、勝負どころでディフェンスのギアを一段上げられるスタミナは圧巻。終盤に突き放したBulletsが優勝の栄冠を手にしました。
両チームとも元気な若手がおり、また、今必要なことをフロアレベルで指示できるベテランのいる好チーム。決勝戦にふさわしいナイスゲームでした。
Kings Hysteriaが選ぶMVPは、Bulletsの背番号5。インサイドで体を張り、ディフェンスから試合の流れを変えました。
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むーさんブログに、試合後のCHECK MATEの様子が載っています。元キングスの吉田平も写ってますね。