月曜日の夜にこんなこと書くとまた「吉田類の酒場放浪記(BS-TBS 月曜21時OA)に影響されたんだろと言われそうですが、違うんです。昨日からこのネタを書こうと決めていたんです。
学生アスリートはともかく、社会人ともなればお酒の付き合いはどうしても避けられないわけで、なおかつ沖縄ならばなおさらなわけで(笑)、栄養面や体調面で人一倍気を使わなければならないアスリートにとってはお酒と上手に付き合っていくことも大切です。
日本のトップアスリートって、お酒とどのように付き合ってるんでしょうか・・・?
素朴な疑問として、僕はけっこういろんな方にこの質問をぶつけたことがあります。その中で特に印象に残っているのが、昨日のエントリーで登場して頂いた船引かおりさん(札幌山の手→愛知学泉大→第一勧銀→富士通)の言葉。社会人1年目(第一勧銀時代)の頃なのでだいぶ昔の話ですが、船引さんの返答はこうでした。
「翌日にボールを触ることが分かっていれば、その前日は飲みません。たとえグラス1杯のビールであっても、翌日に必ず影響が出るからです」。
翌日が試合ではなく、たとえ練習であってもお酒は飲まない、というのが船引さんの答えでした。
ここからは僕なりの解釈です。
バスケットボールは“ハビットゲーム”と呼ばれるとおり、“習慣”が大切なスポーツです。たとえば、ピボットを踏んだりポンプフェイクを入れたりする動作は日常生活には無い動きです。職場の会議中にポンプフェイク入れてたら変人扱いされます。しかし、これらの動作をまるで日常生活で行っているかのごとく“習慣化”できたなら、試合の局面を優位に運ぶことができるでしょう。
こうした動きを習慣化するために必要なのは、日頃からの練習です。
船引さんの言葉は、常日頃の練習に向かう姿勢の大切さを僕に教えてくれました。トップアスリートほどファンダメンタルをおろそかにしないと言われますが、これは本当だと思います。
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コメント
コメント一覧 (2件)
アスリートの酒やタバコとの付き合いかたって競技の特性にもよるんでしょうが面白い話題ですよね。インタビュー中、タバコ吸ってる写真は絶対撮らないでくれと言う選手は結構いますよ。イメージが大切ですからね。試合前やシーズン中、酒は飲まなくてもタバコは普通に吸ってる選手が多い気がします。
>黒田さん
スポーツの試合が終わって、スタジアムの裏を歩いていたら選手がタバコを吸っていたという光景は何度か目にしたことがあります。黒田さんのおっしゃるとおりイメージが大切なので、せめてファンから見えないところで吸って欲しいと思いました。