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【所感】キングス-大分ヒートデビルズ(11/27)

並里成と澤岻直人
キングス 91(25-23,23-18,19-16,24-23)80 大分
土曜の試合のスタッツを見ていて、大分のチーム全体のアシスト数が4つ、そしてファウル総数が6つと極端に少ないことが気になっていたのですが、この日はディフェンスをアグレッシブにする点、そしてパス交換しながらシュートチャンスを狙っていく点に改善が見られ、第1Qは互角の展開でした。
大分のディフェンスはゾーン。対するキングスは開始5分でパルマーと小菅を投入し、ゾーンを広げざるを得ない状況を作り出したところから試合展開が好転しました。早くもパルマー効果が出た形ですが、彼の凄いところは相手のエースにマッチアップし、ディフェンス面での負荷が高い中であれだけの攻撃ができるところ。
第2Qに入るとじわじわと点差が開き始めますが、オフェンスリバウンドからのセカンドチャンスやルーズボールといった泥臭い部分でキングスが上回っていたと思います。
第4Qに入ると大分に疲労が見え始め、ディフェンスのピックアップが遅れてキングスに速攻が出始めます。11人の選手がプレータイムを奪い合い、ベンチからフレッシュな選手を送り出せるキングスに対し、8人でゲームを回している大分はスタミナ面で不利でした。その中で、終始ガッツあふれるプレーを見せた早川大史は見事です。
澤岻安史
空中でブロックをかわし、再びシュート態勢に入る澤岻安史。
ジェフ・ニュートン
ドライブインか、ジャンプシュートか、パスアウトか、ハイローの合わせか。全ての可能性を匂わせながらペイントエリアに進入するジェフ・ニュートン。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (4件)

  • 長身を生かしたパルマー選手のシュート力は圧巻でしたね!
    大分の早川選手、よく走り、ゴール下で活躍、ベンチで盛り上げて、これからも期待したいですね。
    キングスホーム2連勝バンザイ 

  • 今回の大分戦で、初めて早川大史選手を知ったのですが、プレイも良かったのですが、ベンチにいる時もチ-ムを盛り上げていて、スゴイと思いました。
    ゲ-ムそっちのけでくぎ付けになっちゃいました。
    キングス、1位が目前まで来ています。
    是非、次のアウェイ戦も連勝して欲しいです。

  • 今回の大分戦は、2試合ともハイスコアゲームで見ごたえがありましたね。パルマーはプレイオフ以来の公式戦のはずなのに、いとも簡単に3Pの雨あられ(2日で7/10!)。
    山内もスピンムーブからジャンパー決めたり、ヨシキもパルマーの3Pの時にいいスクリーンをかけたり、日本人選手の動きもよかったと思います。
    対する大分は、澤岻、ホワイト、ロティックと優勝経験者がおり、三友もいて主力はタレント揃いですが、やはりベンチの層が薄い印象ですね。でもキングスとリズムが似ているのか、両チームがかみ合って面白いゲームになったと思います。ユニフォームもちょい昔のロケッツっぽくてカッコよかったし。

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