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キングス-ライジング福岡戦 よもやま話

1月3日(火)の那覇市民体育館には、男子日本代表チームのスタッフが“プライベートで”来ていました。試合後にお話を伺いましたが、キングスがスリーガード(翼、並里、山内)になった時のボール回しの速さと、並里のディフェンスを褒めていました。
この日は身長200cmのカルロス・ディクソンに172cmの並里がマッチアップしており、日本代表のスタッフは「高校生がセネガル人選手とマッチアップする際の参考になる」とおっしゃっていました。たしかにその通りですね。フルフロントで付いてボールを持たせない、バンプしてペイントエリアに入れない、状況に応じてこれらを使い分ける見事なディフェンスで、特に若い人に見てもらいたい試合でした。
1月2日(月)の試合を振り返ります。第4Q残り11秒、86-86の同点でキングスマイボールの場面。スローインから並里にボールが入り、ハイピックを一つ入れて左45度のスリーポイントライン上からシュートを放ち、これが決まらず延長戦に突入しました。
キングスが残り時間をコントロールできる状況でしたし、スリーポイントは必要ありませんから、時間を使ったうえでインサイドへアタックし、確率の高いゴール近くでのシュートか、最悪でもファウルをもらってフリースローが欲しい場面です。並里の選択はこうしたセオリーからは外れており、結果論で言えばミスでした。
そして、翌日も同じような局面が訪れます。
第4Q残り5秒、65-65の同点でキングスマイボール。スローインから並里にボールが入り、ハイピックを一つ入れて左45度からスリーポイントシュート。まるで昨日の再現VTRを見ているようでしたが、一つ違ったのはシュートが決まったこと。
決めた並里も凄いですが、前日のことがありながらも並里に全権を委ねた桶谷HCの判断が凄い。こういうことの積み重ねでチーム内の信頼関係が築かれていくのでしょうね。「リーグ戦は点ではなく線で見る」が僕のバスケの楽しみ方ですが、この2連戦の、特に終盤の攻防は本当に楽しませてもらいました。
ハーフタイムアトラクションには糸満高校の上原さんと當山さんが出ていました。キングスの試合会場でまさか国体選手のハーフラインシュートを見られるとは思っていなかったのでビックリです。
2日目はシゲがベンチ入りしていなかったのでケガが悪化したのではないかと心配しましたが、そうではないそうで安心しました。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (4件)

  • 個人的なご意見です。
    同点、1点で負けて残り5秒は3ポイントも良いですが相手からファウルも1点がほしいです。
    桶谷大HCの決断は凄いね。信頼がありますね。勝ってほしいです。会場で見るが声をかけるが気が付かないです。2Fだけどね。
    GOKINGS

  • 金城はいつになったら試合に出場するんでしょうね・・・
    一刻も早くケガを治してほしいですね☆☆

  • 金城選手、ケガが悪化したわけではないんですね、安心しました。純粋そうな金城選手ですから、本人が一番悔しく焦りもあると思うので、私も焦らず信じて待ってます。
     さばにさんの情報、すごく安心しました。ありがたいです。

  • 交代要員いないなかで良くやりましたね!
    ただ選手の消耗具合が心配
    オイラも二連チャンセオリー無視にはビックリしました。
    2試合目はパルマー、ナミザトとチャンスも二度あり助かりましたが、、、あれで、もし負けてたら痛過ぎ、、、(゚〇゚;)
    いやはや
    チャックデイリー率いるデトロイトのようなスリーガード
    18点差からの往生際の悪さ?!
    あきらめないブースターの大声援
    思わずニヤリ
    良い正月の演出でした!(ノ^^)ノ
    Good job Kings guys !(^^)!

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