キングス 84(27-20.23-19.18-17.16-26)82 岩手
【スターティング5とマッチアップ】
#37並里(172cm) – #13山本吉昭(175cm)
#9小菅(187cm) – #9野上淳史(184cm)
#5マック(202cm) – #33ゴードン・クライバー(206cm)
#50ジェフ(205cm) – #27ジャーマル・ボイキン(203cm)
#1スニード(202cm) – #22ショーン・マロイ(209cm)
【観戦記】
この試合の個人的な見どころは並里の兄弟マッチアップと、高校時代の九州大会で沖縄に来たこともある#21寒竹隼人のオフェンス力、そしてチアダンスチームのAsumiさんでした。残念ながらbjtvの画質ではダンスチームの顔までは分からなかったので試合に集中しました。
立ち上がりのディフェンスは両チームマンツーマン。キングスが走る展開に持ち込み、小菅のアーリーからのスリーで13-7とリードを広げたところで岩手がタイムアウト。タイムアウト明けの岩手はハリーバックが徹底され、中途半端だったスニードに対するディフェンスも改善されていました。
第2Qのキングスは並里、翼、小菅、パルマー、ラーカイの高速ラインナップ。走り勝つんだという強い意志を感じられる10分間で、50-39と二桁点差で前半を折り返します。
しかし、後半は一転して岩手の猛追を受けました。
岩手のヘッドコーチ代行=冨山さんは東京アパッチ時代にもキングスのスカウティングをしていたはず。タレント揃いのキングスの全てを封じることは難しいと思いますが、その中で「マックを封じること」にディフェンスの絞り込みがなされていました。マックのペネトレイト、そしてファウルを得てからのフリースローはキングスの貴重な得点源なので、ここを抑えられたのは痛かったです。
岩手はスポット的にゾーンを使ったり、パスコースを限定してスティールを狙うトラップを張ってきました。時間帯によってプレッシャーを変える揺さぶりも効いていたと思います。タイプの異なるガードを交互に入れることでチェンジオブペースにも成功していました。オフェンスにおいてはインサイドを攻め切れず、アウトサイドシュートに頼らざるを得ない苦しい試合でしたが、東北のチームらしい「粘りのバスケ」を観させてもらいました。
岩手はポイントリーダーの#15トーマス・ケネディとオールスタープレイヤーの#1澤口誠がDNP。飛車角落ちの相手に接戦に持ち込まれた経験を、キングスは明日に活かさなければなりません。
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コメント
コメント一覧 (2件)
友達が、岩手ビッグブルズのグッズ販売などしてるそうです。この日は確か、試合見ながら販売できない・・・と嘆いていたような。
かなり白熱した試合だったようですね!!
なんと、TAKAさんのお友達が岩手でグッズ販売しているとは。日本って狭いですね!