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与那嶺翼のさらなる進化

与那嶺翼
NBAのユタ・ジャズにジョン・ストックトンというとてもパスの上手な選手がいましたが、彼の何が脅威だったかというと「得点力」だと思うんです。重要な局面になるほど外さないシュート力と集中力は多くのバスケファンを魅了しました。マッチアップする選手からすれば常にシュートを警戒しなければならず、そこにパスを出す隙が生まれます。的を絞りにくいからこそフェイクにもかかります。
以前の与那嶺選手は、ゴール下に切り込んでいってもシュートを打つことはほとんどありませんでした。身長173cmの選手にとって外国籍選手がひしめくインサイドでシュートを打つのは勇気がいる行為です。ミスの少ないことが特徴の与那嶺選手にとってはなおさら。しかし、シュートを打たないことで相手をひきつけることができず、結果としてパスの選択肢が絞られていると感じていました。
ところが、今シーズンはインサイドで積極的にシュートを狙う姿勢が見られます。体を当てて、あわよくばカウント&ワンを獲ろうというしたたかさも。
昨シーズンと比べてプレータイムは減っていますが、ポイントガードとしてプレーの選択肢を増やし、壁をひとつ乗り越えようとしている与那嶺選手のさらなる進化に期待しています。
与那嶺翼

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • さばにさん(≧∇≦)
    私も翼選手の今シーズンの成長に とても嬉しく思います。並里選手山内選手の影響で切磋琢磨しているKingsは素敵ですね ただ もっと チビッコい選手の活躍をみたいです。特に翼選手のエナジー溢れるプレーでチームを鼓舞してもらいたいです。それには さばにさんが言うように 絶対的なシュート力が必要ですね☆期待したいです!

  • 与那嶺選手のあの強気のプレー凄いです
    私も強気のプレーが出来るように
    日々努力します

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