【所感】キングス－大阪エヴェッサ(3/24)

[写真タイトル：並里成包囲網]
キングス 97(21-16.25-19.26-22.25-18)75 大阪
「明日勝ってこその、今日の勝利」だと思いました。
今日のゲームを「快勝」とか「大勝」と表現するのは、僕は違うと思います。
大阪の前半のディフェンスがあまりにもソフトだったので、4人しかいない外国籍選手のファウルトラブルに注意しつつ、後半に勝負を賭けるというのが大阪のゲームプランだったのではないでしょうか。実際、終始10～15点差の逆転可能な範囲で試合が推移していました。
しかし、第4Qの勝負どころで満を持してインサイドの要＝#50ウェイン・マーシャルを投入したにも関わらず、立て続けにオフェンスリバウンドを奪われたところで勝負ありました。ライアンブラックウェルHCは早々に主力を下げ、おそらく明日のゲームプランを練っていたと思います。
いや、明日よりももっと先の、プレイオフのことを考えていたかもしれません。
大阪のシュートセレクションは悪くはなく、良いタイミングでシュートを打っているにも関わらずただ外れているだけ、という時間帯が多くありました。
逆に、キングスはスニードのフェイドアウェイシュートや股抜きパス等、普段はやらないプレー(リスキーなプレー)をさせられている時間帯がありました。
#10ケビン・タイナーに多くのプレータイムを与えたことも、マーシャルをスニードではなくジェフにマッチアップさせたことも、プレーオフを見据えてのテストと考えると合点がいきます。
僕は「明日勝ってこその、今日の勝利」だと思います。