【予想スターティング5とマッチアップ】
37並里成(172cm) – 2澤岻直人(182cm)
32山内盛久(173cm) – 11清水太志郎(183cm)
9小菅直人(187cm) – 10波多野和也(192cm)
5アンソニー・マクヘンリー(202cm) – 14ウェンデル・ホワイト(198cm)
50ジェフ・ニュートン(205cm) – 44サイラス・テイト(203cm)
今節の対戦相手は、8勝2敗で西地区2位と好調の大分ヒートデビルズ。この試合の見どころは、ズバリ波多野和也と清水太志郎をどう止めるかです。
波多野は192cm/97kgと高さだけでなくパワーもありますから、キングスの日本人選手は誰がマッチアップしてもミスマッチになります。
大分はセンターである31タージ・フィンガーをトップに据えた3-2ゾーンをやる時間帯がありますが、波多野のような和製ビッグマンがいるとこういう選択肢もあるんだなと感心します。
対戦相手のガードとしては、205cmのセンターが目の前にいたらやりづらいですよね。まず視野とパスコースが狭められます。こういう時にインサイドへ切れていける並里のスピードが活きてきますが、そうすれば大分はゾーンの陣形を2-3に変えるでしょうし、やっかいな相手です。
もう一人のキーマン、太志郎は元々得点能力の高い選手である上に、キングス戦にめっぽう強いところがあります。埼玉ブロンコス時代からキングス戦は大活躍していましたし、昨シーズン名護開催試合で宮崎に負けた時も、太志郎は3Pシュート成功率75%で合計15得点を挙げています。
ここに小菅をマッチアップさせたいところですが、そうすると波多野はどうするんだ?となり、非常にやっかいな相手です(本日2回目)。
大分はオールスター軍団でオフェンシブなイメージがありますが、積極的にスティールを狙うアグレッシブなディフェンスが今シーズンの好調を支えています。また、今オフは主力選手やコーチに変動が無かったぶんチームとしての成熟度は高く、ベンチには流れを変えられるベテランの33マット・ロティックや1三友康平が控えます。
個性的な選手を多く揃え、様々な組み合わせでギャップを作ってくるであろう大分ヒートデビルズ。キングス遠山HCの采配が命運を握っています。
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