キングス 89(24-26.27-15.19-22.19-15)78 岩手
【スターティング5とマッチアップ】
14岸本隆一(176cm) – 8月野雅人(178cm)
6金城茂之(183cm) – 7木村実(185cm)
9小菅直人(187cm) – 14高橋憲一(181cm)
5アンソニー・マクヘンリー(202cm) – 21ローレンス・ブラックレッジ(207cm)
50ジェフ・ニュートン(205cm) – 42ジーノ・ポマーレ(203cm)
【観戦記】
両チームの対戦は1勝1敗の痛み分けで、キングスの連勝は7、岩手の連勝は10で止まりました。
昨日に引き続き序盤から前のめりのディフェンスを仕掛ける岩手に対し、キングスのプレスダウンが冴えます。マックのフックシュートや、金城と小菅のレイアップでバランスよく得点すると、岩手たまらずタイムアウト。タイムアウト明け、岩手はベンチスタートの与那嶺翼を投入すると攻撃にリズムが生まれて逆転。その後はお互いめまぐるしくメンバーチェンジを繰り返し、24-26と岩手の2点リードで第1Qを終えます。
第2Qはバーンズが良かったです。前日の試合ではボールを持ってから次のプレーを考える、という感じでオフェンスが重くボールを持ちすぎていましたが、今日は積極的にシュートを狙っていました。これだけ攻め気を見せられるとディフェンスは収縮せざるを得ませんし、その結果アシストも決まる、という好循環を生んでいました。この試合のバーンズのアシスト数は6。
第3Q、岩手が引き気味のディフェンスをすると、前が空いた岸本がいきなり3Pシュートを2本立て続けに決めます。59対41とキングスがリードを18点に広げたところで岩手タイムアウト。タイムアウト明け、岩手はディフェンスプレッシャーを再び高め、好調・岸本のハイピックに対してはスイッチアップで対応します。
その後は一進一退の攻防でしたが、キングスが外でボールを回すだけになってしまい、追い上げを許す時間帯がありました。インサイドへのボールの出し入れは2日間通して岩手のほうが良かったと思います。
キングスが中盤で得たリードを守り切った試合でした。
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