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【所感】キングス-京都ハンナリーズ(2/15)

キングス 80(22-15.17-27.23-13.18-18)73 京都
【スターティング5とマッチアップ】
14岸本隆一(176cm) – 9綿貫瞬(178cm)
6金城茂之(183cm) – 12デイビッド・パルマー(201cm)
9小菅直人(187cm) – 1岡田優(184cm)
5アンソニー・マクヘンリー(202cm) – 7薦田拓也(190cm)
50ジェフ・ニュートン(205cm) – 54クリス・ホルム(212cm)
【観戦記】
京都は、前回対戦時とはスタメンが異なりました。0瀬戸山京介と23エドウィン・ユービレスが外れ、7薦田拓也と12デイビッド・パルマーを起用。パルマーにマッチアップしたのは6金城。
立ち上がりのキングスは全員でボールを回しながらシュートチャンスを狙いますが、シュートに至るまでの手数が多く、オフェンスが重たくなっている印象。
対する京都は攻撃をシンプルに組み立て、リズムを掴みます。試合開始4分で2-10とリードが広がったところでキングスメンバーチェンジ。14岸本、6金城、32山内、2バーンズ、54トリムの組み合わせになると、アグレッシブなディフェンスから攻撃にもリズムが生まれ、逆転。54トリムがディフェンス2人をなぎ倒してバスカンにはしびれました。
第2Qに入ると、京都は1岡田優、12パルマー、23ユービレスの活躍で反撃開始。39-42と再逆転して前半を終えます。
後半のキングスは、パスランやバックドアでシンプルに攻撃を組み立て、あまり手数をかけずにシュートまで持っていきます。じわりじわりとリードを広げますが、第4Q残り7分で好調の54トリムが4ファウルでベンチへ下がります。
ここで京都は212cmの54クリス・ホルムを出してくるかなと思ったのですが、彼は結局第4Qは一度もコートに立ちませんでした。この判断が戦略上のものなのか、それとも何かトラブルがあったのかは分かりませんが、キングスとしては救われました。
試合時間残り1分を切って、得点は74-68とキングス6点リードの場面。キングスとしては、時間を使った上で確率の高いところでシュートを打ちたいシチュエーションですが、放ったシュートは2投とも3Pシュート。アウトサイドシュートは確率が低い上に、ロングリバウンドから逆速攻をくらう可能性を考えると、リスクの高い選択だったかなと思います。
京都は勝負どころのフリースローを2投とも落とす等、相手のミスにも助けられました。最終的に7点差がつきましたが、観ている側としては薄氷を踏む思いでした。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

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