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【所感】キングス-高松ファイブアローズ(2/22)

キングス 71(15-15.17-12.24-14.15-18)59 高松
【スターティング5とマッチアップ】
14岸本隆一(176cm) – 22鈴木正晃(176cm)
6金城茂之(183cm) – 0菊池宏之(192cm)
9小菅直人(187cm) – 4デクスター・ライオンズ(198cm)
5アンソニー・マクヘンリー(202cm) – 25米澤翼(183cm)
50ジェフ・ニュートン(205cm) – 31ポール・ウィリアムス(208cm)
【観戦記】
高松は13岸本行央と18喜多誠が負傷欠場のため、実質8人の選手でやりくりしていました。
その高松は序盤からディレイド気味のオフェンスを展開します。よほどイージーシュートに結び付けられる状況でない限りは、ショットクロックが10秒を切るまでシュートを打ちません。ディフェンスにおいては必要以上にオフェンスリバウンドにからまず、ハリーバックしてハーフコートでしっかり守ろうという意識が徹底されていたように思います。いわゆるロースコアゲームに持ち込もうという試合運びです。
前半のキングスは高松の試合運びにお付き合いしてしまいます。第2Q 残り3:40でキングスがタイムアウトを取りますが、この時点のスコアは25対23。かろうじてリードはしているもののロースコアゲームに持ち込まれていたので、ベンチからはハッスルするよう檄が飛んだのではないかと思います。
後半のキングスは攻撃的なディフェンスから速い展開に持ち込み、一気にリードを広げました。あえて課題を挙げるとすれば、セットオフェンス時に組織で崩す高松に対し、キングスは勝負所で個人技頼みになるところでしょうか。
それにしても、年に一度の八重山開催ゲーム、盛り上がっていましたね。
高松のキーマンは、4デクスター・ライオンズです。ポジション通りマッチアップしていくと、キングスは5アンソニー・マクヘンリーがマッチアップするはずなんですが、それをしていませんよね。「なぜか?」と考えながら観戦すると、より試合を楽しめると思います。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

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