#45ジャック・クーリーのスクリーンを利用してシュートを放つ#14岸本隆一
キングス 82(20-22.15-20.28-14.19-19)75 島根 [BOX]
【スターティング5とマッチアップ】
#3並里成(172cm) – #5山下泰弘(187cm)
#14岸本隆一(176cm) – #13阿部諒(183cm)
#24田代直希(188cm) – #14杉浦佑成(196cm)
#32満原優樹(198cm) – #24デモン・ブルックス(202cm)
#45ジャック・クーリー(206cm) – #8リード・トラビス(203cm)
【観戦記】
キングスは、#1船生誠也と#13ドウェイン・エバンス、#41キム・ティリがDNPで、外国籍選手は#45クーリーひとりだけ。
対する島根は外国籍選手が3人、帰化選手が1人おり、インサイドで圧力をかけてきました。さらに、島根は第1Qだけで11人の選手をコートに送り出し、ダブルチームを交えて#45クーリーにプレッシャーをかけ続けていました。
前半は#45クーリーがムキになって島根の術中にはまっている印象を受けましたが、後半はスクリーンとリバウンドに徹し、チームのボールムーブの中から攻撃参加することでリズムをつかみました。
後半のキングスはスマートなバスケットをしていたと思います。それは#45クーリーだけでなく、フォワード陣(#24田代、#30今村佳太、#88牧隼利)が顕著でした。高さのあるマッチアップ相手には体を張って外へ押し出し、自分よりも低い選手とのマッチアップではポストアップしてインサイドを攻め込み、さらに島根の#8トラビスにダブルチームを仕掛けてボールを手放すように仕向けていました。
今日のMVPは#45クーリーでしたが、賢いプレーと豊富な運動量で貢献したフォワード陣の活躍が、けが人続出の苦しい状況を跳ね返しました。
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