bjリーグ2014-2015シーズンの開幕がいよいよ今週末、10月4日(土)に迫りました。
ここで、9月13日(土)に行われた東京開催ゲーム、対秋田ノーザンハピネッツ戦を振り返りつつ、シーズン序盤の見どころをピックアップしようと思います。
【プレシーズンゲーム結果】
キングス 91(12-23.22-11.18-21.27-24.12-4)83 秋田 *OT
秋田がリードし、キングスが追いかける展開で進み、延長の末にキングスが勝利を掴んだ試合でした。
しかし勝ちはしたものの、試合後に岸本隆一が「ゲームの内容については、あえて触れません!しっかり受け止めて、責任もってまた練習に励みます!」とtwitterで語っている通り、試合内容は今一つでした。
具体的にどのあたりが今一つだったか、自分なりの視点で3つにまとめました。
(1)ボールが回ってフリーは作るけれど、ミドルレンジ~ロングレンジのシュートが決まらない。
(2)インサイドでの合わせのプレーが少ない。
(3)結果、攻撃が#5アンソニー・マクヘンリーや#2ドゥレイロン・バーンズの個人技頼みとなる。
これらは秋田戦に限らず、トヨタ戦でも見られた光景です。
合わせのプレーが少ない件については、昨シーズンまでインサイドで攻撃の基点となり、パッサーに徹していたジェフ・ニュートンが退団したことが影響しているかもしれません。ジェフに替わって入団した#4アンソニー・ケントをどのように起用するかが見えてこないので、今後どのようにオフェンスを構築していくかが序盤戦の見どころになると思います。
もちろん、課題ばかりではなく良い部分もたくさんありました。
トヨタ戦で何もできなかった#54キブエ・トリムが秋田戦では及第点の活躍を見せ、コンディションが上向いてきている印象です。
また、秋田戦の第3Qには合わせのプレーから#8大宮宏正のダンクシュートが飛び出し、新加入選手が徐々に持ち味を発揮し始めています。
チーム全体では、スクリーンの掛け方と、それをセットされた時の外し方が昨シーズンよりも上手くなっていると思います。
ディフェンス面では、秋田#14大塚裕土にマンツーマン、残りの4人がゾーンを敷くボックスワンをやっていました。これはシーズン中に使う算段があるからプレシーズンゲームで試したと思われます。伊佐勉ヘッドコーチの采配にも注目です。
【開幕節のキングスの試合日程】
vs浜松・東三河フェニックス @豊橋市総合体育館
10月4日(土) 18:00~
10月5日(日) 13:30~
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