現在首位を走るキングスが、今節の対大阪戦を連勝しても2位になる可能性があるため、事後に「なんで?」とならないための覚書です。
【3月6日現在のウェスタン・カンファレンスの順位】
1位.琉球 32勝6敗 (浜松戦2勝2敗、京都戦1勝1敗)
2位.浜松 32勝6敗 (琉球戦2勝2敗、京都戦1勝1敗)
3位.京都 32勝6敗 (琉球戦1勝1敗、浜松戦1勝1敗)
bjリーグ2014-2015シーズンは終盤戦を迎え、琉球、浜松、京都の3チームが勝率で並び、三つ巴の首位争いを繰り広げています。この3チーム、なんと直接対決の戦績が全て五分のため、順位は“当該チーム間での得失点差”で決まっています。
【3チーム間の直接対決の結果】
10月04日(土) ○琉球 77-67 浜松● (+10)
10月05日(日) ●琉球 68-82 浜松○ (-14)
02月07日(土) ●琉球 67-74 浜松○ (-7)
02月08日(日) ○琉球 82-63 浜松● (+19)
※琉球+8/浜松-8
10月25日(土) ○琉球 66-56 京都● (+10)
10月26日(日) ●琉球 64-75 京都○ (-11)
※琉球-1/京都+1
11月15日(土) ○浜松 76-65 京都● (+11)
11月16日(日) ●浜松 73-76 京都○ (-3)
※浜松+8/京都-8
【3チーム間の直接対決の得失点差】
1位.琉球 +7
2位.浜松 0
3位.京都 -7
このように、3チームは勝率で並ぶものの、直接対決の得失点差でキングスが首位に立っています。
そして今節、3月7日(土)・8日(日)は浜松vs京都の直接対決があります。もし7日(土)の試合で京都が勝ち、キングスも対大阪戦で勝利した場合、京都とキングスが勝率で並びます。
キングスは浜松との直接対決では得失点差で上回っているものの、京都に対しては下回っているため、京都とキングスが2チームで同率の場合、京都の順位が上になります。
【3月7日(土)・8日(日)のケーススタディ】
■琉球vs大阪で琉球が連勝し、浜松vs京都で京都が連勝した場合
1位.京都 34勝6敗 (+1)
2位.琉球 34勝6敗 (-1)
3位.浜松 32勝8敗
※カッコ()内は直接対決の得失点差
■琉球vs大阪で琉球が連勝し、浜松vs京都で浜松が連勝した場合
1位.琉球 34勝6敗 (+8)
2位.浜松 34勝6敗 (-8)
3位.京都 32勝8敗
■琉球vs大阪で琉球が連勝し、浜松vs京都が1勝1敗の場合
1位.琉球 34勝6敗
2位.浜松vs京都の得失点差による
いずれにせよ、キングスは一戦一戦を大切にし、取りこぼしをしないこと。そして、3月28日(土)・29日(日)に控える京都との直接対決に勝利することが求められます。
そして今節、浜松と京都の対戦は、できるだけ多くの点差をつけにいく試合になることが予想されます。
目次