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【観戦記】琉球キングス-秋田ノーザンハピネッツ(12/6)

キングス 77(26-21.19-22.8-19.24-18)80 秋田
【スターティング5とマッチアップ】
#14岸本隆一(176cm) – #14大塚裕土(188cm)
#6金城茂之(183cm) – #5田口成浩(184cm)
#8大宮宏正(197cm) – #2水町亮介(186cm)
#2ドゥレイロン・バーンズ(194cm) – #15リチャード・ロビー(198cm)
#30イバン・ラベネル(204cm) – #35レイ・ターナー(206cm)
【観戦記】
昨日30点差で勝ったチームが、次の日に同じ相手に負けちゃうんだから、バスケって怖いですよね。たった一日で選手の技量はいきなり上がりませんから、試合の中で「何を許容し、何をさせてはいけないか」を絞り込むことがいかに重要であるかを痛感した試合でした。
土曜日の観戦記で私はキングスのインサイドアタックを勝因に挙げましたが、その最大のストロングポイントを秋田は封じに来ました。顕著だったのは後半開始から15分間、キングスのペイントエリアでの得点をわずか4点に封じたこと。秋田のディフェンスはインサイドに絞り込んでいました。
それにしても、キングスはホーム開催の接戦をことごとく落としています。記憶に新しい11/21(土)・22(日)の京都戦は両日とも2点差での惜敗。さらに遡ると、昨シーズンのプレーオフ浜松戦でも接戦を落として有明行きを逃しました。
思い出すのは3年前、キングスは「接戦になれば勝てる」というほど終盤のクロスゲームを大好物にしていました。当時、宮古島で公開練習があったので観に行ってきましたが、その模様を観てなるほど納得。クロスゲームを制するための練習をしていました。たとえば「残り20秒3点ビハインド・マイボール」や「残り45秒4点リード相手ボール」といった具合に、ゲームライクなシチュエーションを設定して繰り返し繰り返し…、5対5のスクリメージを行っていたのです。
当時とは指導者が異なりますし、キングスは練習の公開度が低いため、昨今接戦に勝ちきれない理由を知る由もありません。しかし、一ファンとしての率直な意見は「ホーム開催のクロスゲームは勝って欲しい」です。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

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