キングス 95(18-23.15-17.26-17.36-23)80 富山
【スターティング5とマッチアップ】
#32山内盛久(173cm) – #9水戸健史(185cm)
#6金城茂之(183cm) – #6田中大地(185cm)
#31喜多川修平(185cm) – #31城宝匡史(183cm)
#5アンソニー・マクヘンリー(202cm) – #1デューク・クルーズ(203cm)
#30イバン・ラベネル(204cm) – #34サム・ウィラード(205cm)
【観戦記】
キングスは土曜日とは更にスタメンを入れ替え、#32山内と#31喜多川がスターターに名を連ねました。今シーズン立ち上がりの重たいキングスは、いま最も調子の良い5人をコートに送り出します。
北陸から来た富山グラウジーズは、暑い沖縄での2連戦という影響があったか、土曜日と比べて動きが重たい印象を受けました。点数だけを追えばキングスの逆転勝利ですが、富山はシュート好調の#2ドゥレイロン・バーンズを幾度となくフリーにしてしまい、試合の流れからすると終始キングスが押していました。
富山はナンバーコールをできる選手が3人もいることがストロングポイントですが、その反面、流れを変えられる生粋のポイントガードがいないことがウィークポイントのようにも感じられました。
ポイントガードの“ポイント”は得点という意味ではなく、列車のポイント切り替えのポイント。チームの行く方向を示すガードのこと。今オフ、富山は藤江建典が移籍し、キングスは並里成が移籍しました。両チームが抱える今の壁を乗り越えるための鍵は、ポイントガードが握っているように思います。
ところで試合翌日、岸本隆一がTwitterでこんなことを述べていました。
そういえば昨日のゲーム、貴教先輩に、さりげなーく『ちんすこう』っぽい事されました。笑
ちんすこうとは、かつて日本大学(呉屋貴教の母校)のプレーヤーが行っていたコンビプレーのことです。岸本選手が言っているのは、日曜の第4Q 7:12のプレーのことだと思います。#3呉屋がローポストの#34ウィラードにボールを入れて、ハンドオフでボールを受け取ってリバースレイアップに行った場面。
私もそのプレーを目の前で見ましたが、『ちんすこうっぽい』という点ではその通りだと思いました(自分の知っているちんすこうは、ボールを奪い取るイメージだったけど)
映像を見られる環境にある方はご覧下さい。日曜の第4Q 残り7:12のプレーです。
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