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【観戦記】琉球キングス-京都ハンナリーズ(2/6)

キングス 84(14-20.27-11.21-22.22-23)76 京都
【スターティング5とマッチアップ】
#14岸本隆一(176cm) – #0瀬戸山京介(187cm)
#6金城茂之(183cm) – #33内海慎吾(188cm)
#31喜多川修平(185cm) – #34籔内幸樹(184cm)
#5アンソニー・マクヘンリー(202cm) – #1タイレン・ジョンソン(202cm)
#30イバン・ラベネル(204cm) – #42ケビン・コッツァー(202cm)
【観戦記】
今節は西地区1位の京都と、2位キングスの天王山。今シーズンの対戦成績はキングスの0勝2敗です。
前回の対戦後、京都はラリー・オーウェンスが負傷、そしてデイビッド・パルマーが現役を引退し、外国籍選手が2人入れ替わりました。
キングスは前節の大分戦で両日とも80点以上取られており、ディフェンスの修正が課題となります。特に、一線のディフェンスを縦に割られることから後手に回っている印象。
試合序盤は京都の流れで、内外バランスよく加点されます。対するキングスは外でボールを回し、横から受けたパスでミドルレンジのシュートを打ちますがなかなか決まりません。慎重に入りすぎたというか、攻め気が感じられない立ち上がりです。2対11とリードを広げられたところでキングスタイムアウト。
タイムアウト明け、キングスは#30ラベネルのインサイドアタックで反撃開始。メンバーを頻繁に入れ替えながら各選手の状態を探っていきます。
14対20と6点のビハインドで迎えた第2Q、キャプテン#14岸本がいきなり強引なワンマン速攻を決めます。これで一気に流れが変わりました。#2ドゥレイロン・バーンズの連続シュートで21対22と1点差まで追い上げたところで京都タイムアウト。タイムアウト明け、キングスは一度だけゾーンを見せて再びマンツーマンディフェンスへチェンジ。さらにキングスが仕掛けます。#8大宮宏正が京都のインサイドの要、#42コッツァーのファウルを誘ってバスケットカウントを決めたところでオフィシャルタイムアウトへ突入。
外国籍選手がファウルトラブルの京都はオンザコートワンでゾーンディフェンスを敷きます。するとキングスは立て続けにターンオーバーを喫し、さらにファウルで得たフリースローを2投とも外すなど、流れが徐々に京都へ傾き始めます。
しかしここで流れを引き戻したのはまたもや#14岸本でした。ジャンプシュートと3ポイントシュートを沈め、再びリードを二桁点差に広げてハーフタイムへ突入します。
後半に入っても#14岸本が止まりません。ファウルをもらいながら3ポイントシュートを沈めて4ポイントプレー。そしてアーリーオフェンスからのジャンパー、さらに流れるようなパスワークからマクヘンリーの速攻バスケットカウントを演出し、リードを14点に広げたところで京都たまらずタイムアウト。
京都は#42コッツァーがファウルトラブルで出場時間が制限される中、チームメイトの奮闘で懸命の追い上げを見せます。そして第4Q残り5分45秒、満を持して#42コッツァーをコートに戻しますが、キングス#30ラベネルが執拗なインサイドアタックでファウルアウトへ追いやり、試合を決めました。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

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