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【見どころ】おきなわカップ2016

3月26日(土)・27日(日)は沖縄市体育館で第15回おきなわカップが開催されます。
この時期に昨年のウインターカップ王者とか、今年の台湾バスケHBL準優勝チームとか、国内外の強豪校がこれだけ集まるのは全国的に見ても珍しいのではないでしょうか。
さて、おきなわカップの見どころですが、非公式戦ゆえに「あのチームと対戦したい(あのチームと同じブロックになりたい)」という監督の要望が通り、組み合わせに反映されることがあると聞いています。そもそも、なぜこのブロック分けになったのかを妄想するところから楽しみが始まります。
Aブロック:明成、松山高中(台湾)、興南
Bブロック:帝京長岡、福岡大附大濠、沖縄市選抜
組み合わせ(PDF)
2013年のジュニアオールスターで沖縄県が準優勝した時のメンバーが高校で最上級生になる今年は、例年以上に盛り上がることでしょう。渡嘉敷直輝くんと青木亮くん(以上、大濠)、島尻玲央くん、野原暉央くん(以上、興南)には特に注目しています。
おきなわカップは、過去14回の歴史の中で沖縄のチームが決勝進出したことが無く、地元チームの奮闘に期待がかかります。特に、今年の興南は勝負の年。
明成、帝京長岡、大濠については全国区の強豪校のため説明不要かと思いますが、台湾の松山高中についてはご存じない方が多いと思われるため、私の知る範囲内で書いておきます。
台湾高校バスケHBLは3月20日(つい先日です)に決勝戦が行われ、松山高中は準優勝。堅守速攻の強豪です。センターラインを越えるまでは素早くパスでつなぎ、アウトナンバーかタイトナンバーならばドリブルでどんどん仕掛けてきます。
攻撃の起点はガードの#4高國豪くん(178cm)と#12陳建銘くん(174cm)。ともにスキルが高く、沖縄でも人気が出そう。興南の平良陽汰くんとのマッチアップが楽しみです。
そして2メートルセンター#15孫思堯くんは、でかくて強いです。沖縄のチームとしては彼をどのように止めるかが鍵になりそう。また、大濠の青木くんや井上宗一郎くん、帝京長岡のタヒロウくんとのマッチアップを見てみたいです。
HBLの決勝戦で、優勝した南山高中は松山高中に対して1-1-3ゾーンをやっていました。ガードにパスをするよう誘導することでドリブルを封じ、インサイドは枚数でカバーです。
今年のおきなわカップはどのような大会になるでしょうか。楽しみです。
なお、大濠の鍵冨太雅くんと西田優大くんは、U-18日本代表のドイツ遠征のため不在と思われます。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

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