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琉球ゴールデンキングス、補強の流儀

Bリーグ2017-2018シーズンに向けて、キングスが大形補強を図っています。7月10日時点で発表されている契約11選手のうち、過半数となる6選手が他チームからの移籍組。
キングスは昨シーズン、チャンピオンシップに出場したものの、レギュラーシーズンの戦績は29勝31敗と負け越しており、来シーズンに向けた球団の本気度がうかがえます。
移籍組の6選手はポジションもプレースタイルも国籍も異なりますが、
「6選手中、5選手を成績上位チームから獲得している」
ことは見逃すことのできないポイントだと思います。
移籍元のチーム別に獲得選手数を見ると、
東地区1位(レギュラーシーズン46勝14敗)の栃木から2人、
東地区2位(同44勝16敗)のA東京から1人、
東地区3位(同44勝16敗)の千葉から1人、
中地区3位(同32勝28敗)のSR渋谷から1人、
西地区4位(同27勝33敗)の名古屋Dから1人

です。
かつて、キングスが誕生2シーズン目だった頃、当時のbjリーグチャンピオンであった大阪エヴェッサからジェフ・ニュートンを獲得し、翌シーズンにキングスは王座に駆け上がりました。ジェフを獲得したことにより、目に見える効果が二つありました。
(1)自チームの戦力がアップしたこと。
(2)大阪の戦力がダウンしたこと。
「自チームの絶対値を上げると同時に、成績上位チームとの相対値を縮める」
という点で、今シーズンのキングスと、当時のキングスの補強に共通点が見られます。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

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