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9/6琉球ゴールデンキングス公開練習

というわけで、行ってきましたキングス公開練習@糸満。
キングスは今季からユニフォームメーカーがデサントさんに代わりますが、まだ現物は上がってきていないそうです。オーセンティック・ユニフォームの購入を検討している方にとっては辛抱の日々。
ホーム用のユニフォームはマイナーチェンジ、アウェー用はけっこう大幅なデザイン変更が入るそうなので、開幕を待ちきれず昨シーズンのデザインのグッズを購入するのは控えたほうが良さそうです。これは今年からメーカーが変わる他チームにも言えることかもしれません。
さて、話をキングスの公開練習に戻して。
今季はプレシーズンゲームが無いため、公開練習でのスクリメージを通してファンにゲームを見せていくとのこと。練習はフットワークに始まり、ランシュー、フリーのシューティングを経ていきなりスクリメージへと突入します。チーム分けは以下の通り。
【黒チーム】#1澤岻、#6シゲ、#5マック、#32シンプソン、#50ジェフ
【白チーム】#10健哉、#13菅原、#33青木、#11ヨシキ、#40クリス、(澤岻兄)
キングス公式サイトでもすっかりお馴染みの黒いプラクティス・ウェアですが、実はこれリバーシブルになっていて、くるりと裏返すと白いウェアに早変わりします。
センタージャンプは最高到達点が最も高いと思われるシンプソンとクリス。
キャプテンの健哉やベテランの青木が声を出すのは当然のこととして、クリスが積極的に声を出してコミュニケーションをとっている姿が印象的でした。桶谷バスケを知る者として、ひとつ頼んます。
アンソニー・マクヘンリーと菅原洋介
新加入のマックには、これまた新加入の菅原もしくは青木がマッチアップしていました。菅原と青木の動きは見れば見るほど倉石ナイズされているので、今後ディフェンスの連携を強化していく上で、この二人の合わせは見ものです。
青木とは練習後に少し話をしましたが、大和証券時代の話題や彼の同期の吉岡明彦の話で盛り上がりました。まさか沖縄に来て10年以上前の話を振られるとは思っていなかったでしょうけれど、次は更にさかのぼって鎌学時代の話題を振る予定。
その青木は3Pシュートを打った後の着地でディフェンスの足に乗り、右足首を捻挫。ヨシキはシンプソンがダンクに行った時のディフェンスでどこかがみぞおちに入ったらしく、長い時間うずくまっていました。メンバー11名のうち2名が欠けたため、5対5のスクリメージ続行は不可能と判断して予定時刻より少し早めに練習が打ち切られました。
ヨシキはオフシーズン中に10キロ以上のダイエットに成功しましたが、元々相撲をやっていただけあって当たりの強さは健在。その象徴となるプレーがこちら。
練習風景
マッチアップのシンプソンをがっちりとブロックしてゴール下でボールをもらう場面です。ディフェンスが明らかにバランスを崩しているのが分かります。もちろんノーファウル。この後、素早いターンシュートを決めますが、ターゲットハンドに向けて『ここしかない』という角度でパスを出した青木もアッパレ。
今後ヨシキに必要なのはスタミナです。
練習風景
練習後にサインを求めるチビっ子たち。輪の中心にいるのは新加入のマックです。僅かな練習時間でチビっ子のハートを射止めた様子。元々大学入学時はPGだった彼ですが、在学中にフォワードにコンバートされたんだとか。
それにしても、NCAAトーナメントのファイナリストが2人、NBAの元スタッフを2人抱えるチームというのも日本では珍しいのではないでしょうか。
☆ ☆ ☆
会場には目測200名以上のチビっ子が詰め掛けていました。公開練習前にクリニックを行ったそうで、父兄の方々に伺ったところ、急遽2~3日前に声を掛けたにも関わらずこれだけの人数が集まったんだとか。
が、キングスの練習中は鬼ごっこを始めるわお菓子を食べ始めるわ大声出すわボール遊びするわの無法状態。
沖縄のミニバス諸君。プロ選手のプレーを見て勉強することも、上達への近道ですぜ。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

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