11月22日(土)~23日(日)、宜野湾市立体育館で開催されるキングスホームゲーム。対戦相手はモーションオフェンスと堅実なディフェンスを誇る仙台89ersです。
全員が動き回りスクリーンを掛け合いながらフリーを作り出すモーションオフェンスは選手全員の戦術理解が必要不可欠。昨シーズンはEASTERNカンファレンスを1位通過しましたが、スコアリングリーダーのニック・ダウィッツを始めほとんどの外国人選手が移籍したため、今シーズンの序盤は苦戦を強いられると予想していました。
しかしbjtvの動画レポートで浜口炎HCは、『モーションオフェンスは機能しており、ディフェンスの指示しかしていない』とおっしゃっており、目下4連勝中。
先週の対新潟2連戦を見ましたが、たしかにフロアバランスはいいです。ディフェンス面ではスリークォーターからプレッシャーをかけ、センターラインをうまく使いながら効果的なダブルチームでターンオーバーを誘発していました。また、ベンチメンバーが出ている時間帯に戦力が落ちないのもこのチームの強みです。
個人技主体のおきなわんバスケとは対極をなす仙台89ersのバスケットボールを、ぜひ沖縄の若い人たちに見てもらいたいです。
両チームの予想スターティング5とマッチアップは以下の通り。
1~3番ポジションは互角。4~5番はキングス有利と見ます。
昨シーズンは『澤岻をつぶせ』とばかりに徹底マークし、対キングス戦4連勝を飾った仙台ですが、今シーズンのキングスは澤岻のワンマンチームではありません。エースキラー#32松田をどのタイミングで出し、誰にマッチアップさせるかがこのゲームの一つのポイントになると予想します。
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