キングス 69(21-24.6-12.19-28.23-19)83 川崎 [BOX]
【スターティング5とマッチアップ】
#14岸本隆一(176cm) – #7篠山竜青(178cm)
#51古川孝敏(190cm) – #14辻直人(185cm)
#24田代直希(188cm) – #33長谷川技(190cm)
#33アイラ・ブラウン(193cm) – #00ジョシュ・デービス(203cm)
#12ハッサン・マーティン(203cm) – #22ニック・ファジーカス(210cm)
※オンザコートは、キングスが1-2-1-2、川崎は2-1-1-2。
【観戦記】
立ち上がりの川崎は#22ファジーカスではなく、まず#33長谷川のところで攻めてきました。マッチアップした#24田代が早々に2ファウル、交代した#11須田侑太郎も2ファウル。キングスは出ばなをくじかれました。
川崎としては、#7篠山が早いタイミングで2ファウルとなり、ベンチに下がったことが誤算か。しかし川崎にはタイプが異なり、かつ優秀なバックアップガードの#0藤井祐眞がいます。
前半のキングスは3Pシュート好調ながら、ペイントエリアへボールを入れる手数が少なかったです。前半を終えて、2Pシュートの試投数はわずか『12』で、成功数はなんと『1』。
後半に入ると、キングスは#33アイラや#12ハッサンのインサイドアタックで盛り返しますが、川崎#22ファジーカスの正確無比なシュートでことごとく流れを断ち切られました。
☆ ☆ ☆
川崎の一番の脅威は、フロアバランスの良さだと思います。2メンゲームやHornsセットを起点にしたオフェンスの連動性の高さです。
#22ファジーカスは外角からでも高確率でシュートを決められますし、#00デービスや#17ルー・アマンドソンは高い位置でピックを仕掛けるため、キングスのインサイド陣はどうしても外へおびき出されます。
キングスの外国籍選手はヘルプやブロックがうまいのですが、その長所をうまく消されてしまいました。
明日の試合では、ゾーンディフェンスの使いどころが見どころの一つになると思います。
攻撃面では、「帰化選手がいる」というキングスのストロングポイントをいかに前面に出せるかが重要と考えます。
たとえ点差が競っていたり、キングスがリードしていたとしても、#33アイラが3Pシュートに終始しているようだと、それは川崎のゲームプランで試合が推移している可能性があります。
35得点(フィールドゴール成功率72.2%)の活躍で勝利に貢献した川崎#22ニック・ファジーカス
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