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【観戦記】琉球ゴールデンキングス×大阪エヴェッサ(5/2)

キングス 79(16-22.20-11.20-19.17-21.6-9)82 大阪 [BOX] *OT
【スターティング5とマッチアップ】
#14岸本隆一(176cm) – #1今野翔太(183cm)
#51古川孝敏(190cm) – #14橋本拓哉(188cm)
#24田代直希(188cm) – #27熊谷尚也(195cm)
#33アイラ・ブラウン(193cm) – #11デイビッド・ウェア(208cm)
#12ハッサン・マーティン(203cm) – #8エグゼビア・ギブソン(210cm)
※オンザコートは両チームとも2-1-1-2。
【観戦記】
第4Qの大阪のインサイドアタックは強烈でした。210cmの#8ギブソンがポストアップして、合わせで飛び込んでくるのが211cmの#34キース・ベンソンですからね。
大阪のゲームプランとしては、第3Q終了時点まで競った展開にしておけば、第4Qはこのツインタワーで押し切れるという算段があったのではないでしょうか。
キングスの敗因は、点差を離せる時に離しておかなかったことです。
・ ・ ・
#14岸本を6点に抑えた大阪のディフェンスも効きました。今シーズンのキングスは、岸本を蚊帳の外に置かれてしまうと攻撃が機能しなくなります。
田中大貴と菊地祥平を欠いてキングスに勝ったアルバルク東京や、比江島慎と金丸晃輔を欠いてキングスに勝ったシーホース三河、シーズン途中に富樫勇樹が離脱しても調子を落とさなかった千葉ジェッツなど、リーグトップクラスのクラブと比べると、ベンチメンバーを含めた「チーム力」という点で差を感じます。
今日の試合での光明は、第2Q~第3Qにかけてリバウンドでチームを活気づけた#16渡辺竜之佑の活躍か。大阪が第3Q終了時点まで競った展開に持ち込むための生命線はリバウンドだったと思うのですが、思わぬ伏兵の登場でゲームプランに狂いが生じたのではないでしょうか。
それだけに、点差を離せる時に離しておかなかったことが悔やまれます。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

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