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【観戦記】琉球ゴールデンキングス×秋田ノーザンハピネッツ(10/6)

キングス 84(18-18.17-5.20-20.29-24)67 秋田 [BOX]
【スターティング5とマッチアップ】
#3並里成(172cm) – #17中山拓哉(182cm)
#14岸本隆一(176cm) – #24保岡龍斗(188cm)
#51古川孝敏(190cm) – #9白濱僚祐(189cm)
#12ジェフ・エアーズ(206cm) – #40ジャスティン・キーナン(201cm)
#40ジョシュ・スコット(209cm) – #43カディーム・コールビー(206cm)
【観戦記】
秋田は189cmの#9白濱を#3並里にマッチアップさせ、意図的に17cmのミスマッチを生じさせていました。これにはキングスのボールの出どころを抑える狙いがあったと思いますが、結果的に、第1Qは#3並里の独擅場となりました。
#3並里と#40スコットのハイピックに対して、秋田は“ハードショー”という守り方をしていたのですが、ショーがセットされる前に#3並里はスクリーンを使ってしまうので、秋田のディフェンスは後手に回っていました。さらに、スクリーンを使うふりをして逆を突く“リジェクト”を織り交ぜてドライブ。ヘルプディフェンスが来ればパス。
後半に入って秋田がディフェンスを改善してくると、今度はスクリーナーがインサイドへダイブ(いわゆるピック&ロール)と、変幻自在の状況判断でディフェンスを翻弄していました。
昨シーズンのキングスを観てきた者として、
・ボールマンが縦に切れてペイントエリアに侵入できる。
・速攻が出る。
という2点において、観る側のストレスは間違いなく軽減されています。
秋田はディフェンスチームだと聞いていましたが、特にディナイでボールマンを孤立させるのが上手いチームだなという印象を受けました。攻撃ではホーンセットを多用していました。
キングスは#33アイラ・ブラウンが怪我のため欠場でした。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

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