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【所感】キングス-滋賀レイクスターズ(2/20)

キングス 81(24-18,24-22,14-14,19-18)72 滋賀
怪我の金城茂之が欠場。実質8人のキングスが敵地で勝利し、滋賀との対戦成績は3勝1敗と勝ち越しを決めました。レギュラーシーズンの順位は「全試合での勝率→当該チーム間の勝率」で決まるので、仮にシーズン終了時の勝ち星が滋賀と並んだ場合、キングスが上位になります。
第1Q、キングスのディフェンスはマンツーマン。いきなり速攻が2つ出て4-0となったところで滋賀タイムアウト。今日のキングスは走る意識が高く、また試合を重ねる毎にハーフコートオフェンスの厚みが増していることを感じました。
滋賀はゾーンとマンツーのチェンジング。攻めてはラマー・ライスの1on1と、そこからの合わせで応戦します。
第2Q、滋賀は途中出場の岡田優のシュートが好調で、この試合21得点のゲームハイを叩き出します。キングスは滋賀のゾーンを攻めあぐねますが、オフェンスそのものが悪いというよりも単にシュートが落ちていただけなので心配はしませんでした。キングス8点リードで前半を折り返します。
後半に入ると滋賀が地元の声援をバックに怒涛の追い上げをみせ、第4Q残り5分で同点に追いつかれます。しかしキングスはエース=ジェフ・ニュートンにボールを集めて再び突き離すと、ファウルゲームにも冷静に対処して逃げ切りました。
キングスは試合を重ねる毎に良いチームになっていますが、途中加入のディリオン・スニードが出ている時間帯にチームとしてどう戦うかは今後の課題です。彼をローポストに据えたトライアングル・オフェンスは機能しているとは言い難いですし、ディフェンス面でもスピードのミスマッチを突かれ、またカバーも遅れてゴール下でフリーを作られる場面があります。
しかし、第3Q 6:20のスニードの速攻レイアップはこの試合で最も盛り上がりました。202cm/126kgの巨体で速攻の先頭を走られたら、対戦相手としては悪夢ですよね。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

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